学校だより 群馬県立盲学校 令和7年9月26日発行 No.164 ~ 校訓 学ぶ喜び そして自立へと ~     心に響いた120周年のハーモニー  厳しい残暑が続いていましたが、朝晩は涼しくなり、ようやく秋の気配を感じる季節となりました。  さて、9月18日行われた創立120周年記念演奏会では、保護者の皆様にもご来場いただき、ありがとうございました。蒼羽藝術学園の講師の先生方によるクラリネットやフルート、ピアノの演奏、ソプラノやバリトンの歌声がホールいっぱいに響き渡りました。出演者の皆さんと一緒に「盲学校校歌」、「旅立ちの日に」、「翼をください」を歌い、幼児児童生徒の心にも深く残る、感動的な時間となりました。   (画像1 クラリネット演奏) (画像2 一緒に歌っている画像①) (画像3 一緒に歌っている画像②) (画像4 花束贈呈の様子)  本校は1905年(明治38年)に創立し、それ以来120年にわたり、視覚障害のある幼児児童生徒の教育に尽力してまいりました。様々な困難を乗り越えながら、社会で活躍する多くの卒業生の姿は私たちの誇りです。  群馬県立盲学校は、視覚に障害のある幼児児童生徒ために、教育活動の一層の充実に努め、未来へ向けて一歩を踏み出します。     交流学習・オンライン交流について  本校では交流学習に積極的に取り組んでいます。全国的に、盲学校(視覚特別支援学校)の幼児児童生徒数の減少が進み、それに伴って様々な課題が浮き彫りになっています。現在、本校では一人学級が多く、同世代の幼児児童生徒との交流が難しくなっています。そのため、学校間交流や居住地校交流を推進しています。また、県外の盲学校(視覚特別支援学校)とオンラインでの交流も進めています。  小学部では、栃木県立盲学校や北九州視覚特別支援学校、中学部では、千葉県立盲学校とのオンライン交流を実施しています。今後も交流校を広げていく予定です。