新着情報
テキスト版はこちらPDF版はこちら 学校だより 群馬県立盲学校  令和7年6月27日発行  No.161 ~ 校訓 学ぶ喜び そして自立へと ~ 梅雨の季節の過ごし方  梅雨に入り、雨の日が多くなっています。雨の日は窓辺で耳を澄ましてみてください。静かに降る雨の音は、心を落ち着かせ、リラックス効果があると言われています。雨だからこそできることを見つけて、楽しく日々を過ごしたいです。 盲導犬体験歩行会  日本盲導犬協会の協力で体験歩行会を実施しました。  訓練犬のラブラドールレトリバー「ニクス」と「アシュリー」の2頭が来校しました。  盲導犬との歩行方法や日常生活について説明を聞いたあと、校内の廊下や階段を一緒に歩きました。  田植え(バケツ稲)【幼稚部】  バケツに稲の苗を植え、お世話をしています。今から収穫がとても楽しみです。 移動音楽教室【小学部・中学部】  前橋市民文化会館で群馬交響楽団の演奏を聴きました。オーケストラの迫力に圧倒されました。 校外学習【中学部】  みなかみ町にあるたくみの里へ行ってきました。ブレスレット作りやキャンドル作り、カスタネットの絵付けの体験を行いました。自分の手...
6月4日、昌賢学園まえばしホールで行われた「群響移動音楽教室」に行ってきました。児童は、大きいホールでオーケストラが奏でる音色をゆったりと鑑賞しました。「みんなで歌おう」では、他の学校の小学生たちと「ビリーブ」を合唱し、普段経験できない大人数で響き合う歌声を楽しんでいました。       6月24日、声楽家の方とピアノ伴奏の方を迎え、校内音楽教室を行いました。 リクエスト曲「となりのトトロ」「翼をください」「にじ」も歌っていただき、幼児児童は大喜びでした。一緒に歌ったり、拍手で参加したり、静かに耳を傾けたりして、たくさんの音楽に親しみ、楽しむことができました。  
 6月11日(水)の余暇時間に、寄宿舎食堂で折り紙教室を実施しました。折り紙の得意な寄宿舎生が講師になり、それぞれが見本の中から選んだ折り紙に挑戦しました。個別に丁寧に教えてもらい、全員が時間内に作品を完成させることができて満足そうでした。
6月6日(金)普通科生徒5名が、桐生方面への校外学習に行ってきました。心配された雨も降ることなく、自分たちで計画した行程を移動したり、訪問したりして、予定どおり一日を過ごすことができました。 「桐生が岡動物園・遊園地」では、動物と触れあったり、乗り物を楽しんだり、普段の学校生活では体験できない時間を過ごしました。 昼食会場の「藤屋本店」では、桐生の名物「ひもかわ」などのおいしい料理をいただき、さらには古いレンガ建築のパン屋「ベーカリーカフェ」を訪れ、おいしいパンを購入しました。 その後は桐生織物記念館までの約1.5キロを歩き、桐生の代表的産業である織物について、ガイドの方から丁寧な説明を受け、知識を吸収することができました。 学校から桐生までは往復とも電車を利用し、キップの購入や自動改札の体験もすることができ、生徒たちにとって心に残る良い経験となりました。
6月13日(金)に、県下一斉マナーアップ運動を実施しました。これは、高校生の規範意識の育成を目的とし、県下全域の約1200カ所で行われたものです。PTAの役員の方や本校の職員、本校のオリジナルキャラクターのぐんもーちゃんが、学校近くの交差点に立ち、交通安全や交通マナーについての意識向上を呼びかけました。
6月5日(木)に移動音楽教室がありました。群馬交響楽団による演奏を聴きました。 アンコールを含めて8曲を聴きました。生徒たちは、「とても心地が良かった」「ハイドンの【驚愕】の演奏では、途中に大きな音がして、迫力があった」等の感想をもちました。生演奏で聴くことができ、とても良い時間を過ごすことができました。  開演前の様子
令和5,6年度に取り組んだ教育実践例を公開しました。 令和4年度までに作成してきた「指導の工夫事例」を振り返ること、それらを外部に向けて発信すること、発信方法として動画を作成して公開することについて研修を行いました。 各教科でそれぞれ作成した動画を紹介します。下記リンクよりご覧ください。 一覧:https://mogakko-ses.gsn.ed.jp/jissen/r5-6kensyu 公開先のYouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@Gunmou_Jissen
 5月30日(金)、令和7年度校内弁論大会を行いました。本校では、「自分の心(思い)を自分の言葉で伝えていく。言葉を通して『生きる力』を社会に発信する」をテーマに、毎年開催しています。今年は普通科から4名の生徒が弁士として参加しました。 自分が好きなものの魅力や、生きがいとの出会いと将来の夢、自分の大切にしている思いについての論証と長く考え続けた結果の気付き、趣味を見つけて日常ががらりと変わった体験など、個性豊かに語られました。 人前での発表は緊張すると思いますが、自分の伝えたいことを確実に自分の言葉で語ることができ、聴く人の心に響く素晴らしい弁論でした。また聞く態度も素晴らしく、質疑応答の場面では、生徒たちからたくさんの感想や質問がありました。今年は、学校行事の関係で本校は関東甲信越地区盲学校弁論大会には参加しませんが、それぞれの個性が光った良い大会となりました。
 5月23日(金)に寄宿舎救急搬送訓練を実施しました。今回は寄宿舎内で事故が発生した場合を想定し、連絡と応急処置から救急搬送するまでの訓練を行いました。職員同士が連携し、寄宿舎生の応急処置や救急搬送が迅速かつ適切に行えるように、毎年訓練を行っています。  
(テキスト版)点字通信 第16号 (PDF版)点字通信 第16号  点字通信 第16号 令和7年6月2日(月)発行  今回の点字通信は、先生方から寄せられた、視覚障害者の日常生活に関するQ&Aでお送りいたします。普段の生活で「あれ? どうしているのかな?」という疑問に対する答えや、ちょっとした工夫などをお伝えします。   1 爪の手入れはどうしているの?  指先に当たる感覚を生かせば、爪切りを使って切ることができます。爪切りの先端がつま先に強く当たっているようであれば、深く挟み過ぎです。できるだけ浅く入れ、長めに切って、最後はやすりで整えるほうがよいです。  また、刃物が当たるのが怖ければ、最初からやすりで整える方法もあります。最近では電動の爪やすりも販売されていますので、便利な道具を上手に使いたいものです。  爪は、深く切りすぎると巻き爪等の原因にもなり、指先が痛くなったり、余計に爪が切りづらくなるので、注意が必要です。   2 そうじをする時のポイントはある?  掃除は、できるだけ基準になるものを中心に行います。例えば、教室の壁に沿って縦に掃除機をかけたら、次は一歩ずれて逆に戻るというような具合です...
5月28日(水)に日本盲導犬協会の協力を得て、盲導犬体験歩行会を実施しました。日本盲導犬協会から、職員3名と、訓練犬のラブラドールレトリバー「ニクス」と「アシュリー」の2頭が来校しました。 盲導犬に関する正しい情報を得たり、盲導犬との歩行を体験したりすることで、将来の自分の歩行手段について考える貴重な機会になりました。 盲導犬との歩行方法や生活についての説明を受けています アシュリーとのふれあい ニクスとの歩行の様子
5月上旬、幼小学部の幼児児童が前庭の花壇に野菜の苗を植えました。幼児児童が何を育てたいか考え、選び、今年度は「ミニトマト、なす、トウモロコシ、すいか、かぼちゃ、ピーマン」です。 今後、国語や理科、生活科で観察して日記を書いたり、算数で茎の長さを測ったり、総合的な学習で育て方を調べたりして、様々な学習の中で育てていきます。観察の仕方は、茎や葉、花や実を撮影して拡大して見たり、触ったり、においを嗅いだりします。 地域の方々が、花壇の様子をご覧になったり応援してくださったりして、とても励みになっています。ありがとうございます。おいしく育つように願いながら、お世話をがんばります!        
テキスト版はこちらPDF版はこちら 学校だより 群馬県立盲学校  令和7年5月23日発行  No.160 ~ 校訓 学ぶ喜び そして自立へと ~ 夏の気配を感じる季節になりました  木々の緑が日に日に濃さを増し、風に夏の気配を感じるようになりました。中庭の木々も生命力に溢れています。幼児児童生徒は徐々に新しい生活に慣れ、勉強に、運動に励んでいます。学校では季節の行事や、安心・安全に過ごすための行事を実施しました。  幼稚部ではかしわ餅を作りました。    小学部、高等部では交通安全教室を実施しました。  小学部では、自動車の「死角」について勉強しました。 高等部では、学校から前橋駅まで実際に歩き、危険な場所や注意しなければいけないことについて話し合いました。      中学部では生徒会緑化作業を行いました。  なす、ピーマン、きゅうり、枝豆、にんじん、オクラなど夏野菜を植えました。収穫が楽しみです。    「提言R7」について(お願い)   教職員の多忙化解消に向けた協議会から「提言R7」が示されました。本校ホームページでもこちら(https://mogakko-ses.gsn.ed.jp/outgoing/intiatives)に保護者・地域・関係...
昨年の9月下旬に植えたいちごの苗。 世話して育てている幼児の元気なパワーのおかげで、今年度になってからも次々と実がなり続けています。まだまだ収穫できそうです。 「あかーい!」「おおきーい!」「あまーい!」。お土産に持ち帰り、ご家庭でも味見していただいています。   昨年9月、苗を植えました。   次々とつややかな赤い実ができています。   いちごの実を優しく持って、茎を指ではさんでひっぱります   大きくてびっくり!  たくさんとれたね。
4月下旬からこどもの日にかけて、幼稚部で「こいのぼり会」をしました。 幼小学部の前庭では、こいのぼりが薫風にたなびき、青空に映えて気持ちよさそうでした。 幼児は「こいのぼり」の歌を歌ったり、こいのぼりを触ったり、自分のこいのぼりを作ったり、かしわもちを作ったりして、いろいろな感覚を使ってこいのぼりを楽しみました。 幼児児童生徒の健やかな成長を願い、こいのぼりを揚げました。                    「こいのぼり」の歌を歌いながら歩いたり、触ったりしました。こいのぼりって大きいね。                   綿棒の束で「トントン」して色をつけ、自分のこいのぼりを作りました。かっこいいでしょ。                     上新粉をこねたり、あんこを丸めたりして、かしわもちを作りました。うまーい。
群馬県教育委員会より示されております「提言R7」について、本校ホームページにも掲載しました。以下のリンクよりご覧ください。 https://mogakko-ses.gsn.ed.jp/outgoing/intiatives
テキスト版はこちらPDF版はこちら 学校だより 群馬県立盲学校  令和7年4月25日発行  No.159 ~ 校訓 学ぶ喜び そして自立へと ~ ご入学おめでとうございます。  新入生を迎え、令和7年度が始まりました。学校の桜も皆さんの入学を待っていたかのようにきれいに咲きました。新たに本校で学ぶ皆さんには一日も早く盲学校に慣れ、充実した学校生活を送ってほしいと思います。    校長あいさつ  ご入学・ご進級おめでとうございます 今年度は、本校が開校してから、120周年の節目を迎えます。 これまで皆で築き上げてきた盲学校の素晴らしい伝統を受け継ぎ、さらなる発展を目指して努力してまいります。 校訓「学ぶ喜び そして自立へと」を合言葉に、いつも幼児児童生徒を真ん中に、毎日が明るく楽しく輝いた学校生活が送れるよう職員一体となって取り組みます。私は皆さんの学びを支える応援団長として全力を尽くしますので、どうぞよろしくお願いいたします。 校長 澤﨑 正(さわざき ただし) 学校教育目標 (1) 学ぶことを喜びとする幼児児童生徒を育成する。 (2) 自他ともに大切にする幼児児童生徒を育成する。 (3) 社...
 4月15日(火)、高等部全体で交通安全教室を行いました。 今回は前橋駅までの通学路を歩行しました。  3つの班に分かれ、危険な箇所等を確認しながら歩きました。その後、班ごとに実際に歩行してみて気づいた点を話し合い、全体で発表し、情報共有をしました。  横断歩道や点字ブロックが劣化していたり、路上にゴミや自転車があったり、風の音や日光のまぶしさによる歩きづらさなど、たくさんの気づきがありました。  初めて歩いた新入生も、毎日通学している生徒も、改めて安全な歩行について考えることができました。 駅までの道を安全に歩く 見慣れた道にも発見がある 横断歩道のエスコートゾーンの劣化 点字ブロックがはがれてしまっている場所もありました 方向を見失いやすい交差点の点字ブロック 帰校後、それぞれが気づいたことを共有しました
 本校YouTubeチャンネルにUDブラウザ「OCRで書類作成」機能の紹介(設定方法)を掲載しました。 ホームページからは、「教育実践例」→「ICT活用例」からリンクできます。 ICT活用例:https://mogakko-ses.gsn.ed.jp/jissen/ict_utilizationYouTube:https://www.youtube.com/watch?v=3Yjd1RaiLnM  UDブラウザとは、「弱視児童生徒の視覚特性や学習上のニーズ等に基づいて開発している教科書や教材を閲覧(ブラウズ)するためのiPadアプリ(慶應義塾大学 中野泰志教授)」で、本校でも活用しています。  今回の動画は、UDブラウザを活用して、紙の資料等をスキャンし、閲覧することができるようにする方法の紹介です(最大ページ数50ページ)。 また取り込みと同時に、OCR機能によりリフローモードも作成されますので、音声読み上げ機能にも対応します。  UDブラウザの有する他の機能も活用した方法については、下記URLを参考にしてください。 UDブラウザ(慶應義塾大学 中野泰志教授):https://psylab.hc.keio.ac.jp/app/UDB/
 今年度も筑波技術大学情報システム学科の先生をお招きし、小学部4・5年生と普通科2年生を対象に、それぞれ授業を行いました。   小学部児童を対象とした授業では、バーコードを題材に、チェックデジット(読み誤りや誤入力、偽造などを防止するために付加されている数字のこと)の仕組みを学びました。 いくつかのお菓子の箱をチェックリーダーで読み取り、バーコードの数字の並びを比較し、バーコードは、国番号(日本なら45または49)+メーカー番号+商品番号+チェックデジットの並びであることを学びました。その後、チェックデジットの計算方法を学び、最後に自分でバーコード作成をしました。 小学部の授業の様子 バーコードリーダでバーコードを読み取っている様子 バーコードを比較している様子 自分で作成したバーコード 作成したバーコードをパソコンのカメラで読み取り、チェックしている様子  普通科生徒を対象とした授業では、プログラミング言語Python(パイソン)を行いました。まずは音声読み上げに対応するWindowsパソコンでの環境構築を教えてもらい、設定しました。その後、ハノイの塔を題材に、プログラミングを行いました。3Dプリンタで作...
 2月26日(火)に卒業を祝う会を行いました。今年度寄宿舎からの卒業生は、小学部、中学部、高等部合わせて5名でした。一人一人あいさつをいただき、在舎生から贈る言葉をもらっていました。ピアノ演奏もあり心温まる会になりました。
テキスト版はこちらPDF版はこちら 学校だより 群馬県立盲学校  令和7年3月3日発行  No.158 ~ 校訓 学ぶ喜び そして自立へと ~ ご卒業・修了おめでとうございます。  高等部3年生、中学部3年生、小学部6年生の皆さん、ご卒業・修了おめでとうございます。皆さんはこれまで盲学校で様々なことを経験し、たくさんのことを学んできました。良かったことも悪かったことも、全ての経験が今の皆さんにつながっています。盲学校で過ごした日々を胸に、4月から新しい場所で自分らしく頑張ってください! たくさんの行事を実施しました。  たくさんの学校行事を実施し、幼児児童生徒は様々な体験をしました。JR東日本高崎支社からの依頼で、中学部の生徒が「声かけ・サポート運動」の音声メッセージを録音し、JR高崎駅で放送されるなど、地域との連携も積極的に行っています。 11月21日ミュージックシェアリング 11月22日バルーンアート(小学部) 11月27日マラソン大会(小学部) 12月2日唐澤選手パリパラ報告会 12月4日お箏教室(高等部普通科)   12月4~6日移動博物館 12月6日インクルーシブフェスタ(軽音楽部) 12月9日...
2月26日(水)に日本フラワーデザイナー協会から3名の講師に来校していただき、高等部普通科生徒3名がフラワーアレンジメント教室に挑戦しました。 はじめに、日本人が花を飾るようになった歴史やその意味、日常の各行事にふさわしい花の種類や色合いについて講義していただきました。 その後、花の形や色、香りを感じながら一人一人がアレンジメントを行いました。完成したアレンジメントをお互いに鑑賞し、アレンジメントの楽しさや難しさ、それぞれ違った仕上がりになっていること等の感想を伝え合いました。 このフラワーアレンジメントは、3月3日の高等部卒業式でステージを彩る予定です。
 平成27年度から始まった点字練習会も、回を重ね、今年度、第30回を実施することができました。最初は点字使用者の実力アップを目的に実施していましたが、平成28年度からは、点字使用の有無を問わず、児童生徒、教職員、誰もが参加できる、全校をあげて点字に親しむ機会としています。  年3回、放課後に実施しています。今年度2学期から、勤務の関係で参加しづらかった寄宿舎指導員も別日程で参加できるようになりました。その結果、今年度はのべ112名の申し込み(うち児童生徒はのべ10名)があり、今年度の点字練習会昇級・認定者はのべ50名でした。  点字使用の児童は、「たくさんの先生たちが、こんなに点字を覚えようとしてくれていることがうれしい」と話していました。 ※ 点字練習会は、点字盤でのメ書き2分間・50音書き2分間・転写2分間・聴写2分間の競技を行う会で、初参加の方や、昇級した方には、校内判定基準に基づき認定証を発行しています。
2月4日(火)に高等部の送別会を行いました。卒業・修了する3年生に対し、たくさんの在校生や教員が余興を行いました。 余興では在校生が卒業生へのメッセージ、楽器・バンド演奏やゲームなどを行い、楽しむことができました。3年生からも楽器演奏や在校生へのメッセージ、3年間の思い出などを発表しました。 卒業・修了まであと少しとなりましが、学校生活を楽しんでもらいたいと思います。
児童生徒が授業で制作した絵画・工芸作品を中心に、およそ20点を展示いたします。   日時:令和7年1月16日(木)から1月20日(月)まで 時間:9:00から18:00まで(初日は12:00から、最終日は15:00まで) 場所:群馬県庁2F 県民ギャラリー   なお、この作品展は「群馬県特別支援児童生徒作品展示会」と同時開催で、群馬県立二葉特別支援学校と共催となります。
 寄宿舎では誕生日会や外食会を定期的に開催しています。  誕生日会では、寄宿舎生が司会を担当し、プレゼントを渡してもらったり、「おめでとう」をみんなから言ってもらったりと、ほのぼのした雰囲気の中で行っています。  外食会では駅前という立地を生かして、徒歩でレストランへ出かけています。公共の場所でのマナーやナイフとフォークを使用するテーブルマナーを勉強しています。普段の食事とは違う“特別”な感じを楽しんでいます。
群馬県立自然史博物館との共催で、12月4日(水)、5日(木)の2日間、移動博物館を開催しました。会場の大会議室には、化石や群馬の動物のはく製、様々な動物や人類の頭骨、アサリやウニのからだの構造が学べる模型など、約100点の展示品が並びました。 児童生徒は、様々な動物のはく製を触察・観察し、目のつき方、毛の触り心地、耳や足の形などを比較することができました。また、気になることや疑問に思ったことを話し合ったり、学芸員の方の話を聞いたり、想像を膨らませながら活動する様子が多く見られました。 ワークショップでは、アンモナイト・三葉虫・ビカリアの中から気に入ったものを1つ選び、石こうでレプリカを作りました。完成品は本物の化石とそっくりな形になり、驚いていました。  
12月9日(月)、JR高崎駅で感謝状をいただきました。 これは、JR東日本が推進する「声かけ・サポート運動」の一環として、高崎駅構内で流れる放送制作に協力したことによるものです。10月上旬に録音が行われ、10月末まで、高崎駅構内で本校中学部生徒の声が放送で流れました。 ポスター制作に協力した高崎市内の中学生とともに、高崎駅長様から感謝状をいただき、とても貴重な経験となりました。 高崎駅長様から、「社員ではなく、中学生の声でお客様同士の積極的な助け合いを呼びかけたのは初めて。誰もが相互に理解し合い、助け合える社会を築くために、これからも協力をお願いします。」と声をかけられ、元気よく返事をしていました。  
 12月6日(金)、群馬県庁で開催された「ぐんまインクルーシブフェスタ2024」におけるステージ発表で軽音楽部がバンド演奏をする機会に恵まれました。  ぐんまインクルーシブフェスタ2024(外部リンク)  部員3名とも、学校外での演奏は初めてということで、開始前は不安あり、緊張ありのステージでしたが、演奏前に司会のアンカンミンカンさんが軽妙なトークで緊張をほぐしてくれました。  演奏は教職員もサポートに入りながら4曲披露しました。うち3曲は、体育祭後の校内で演奏したときと同じ曲ですが、残り1曲はギターを弾く生徒が音楽に合わせて、ギターソロを披露しました。  一般のお客さんの前での演奏披露は、部員たちにとって今後の生活への大きな刺激になったことでしょう。 <セットリスト>1. 第ゼロ感(10-FEET)2. 紅蓮華(LiSA)3. MAD QUALIA(HYDE)エレキギターによるソロ演奏4. Paradise Has No Border(東京スカパラダイスオーケストラ) 1曲目、「第ゼロ感」 2曲目、「紅蓮華」 3曲目、「MAD QUALIA」エレキギターのソロ演奏 4曲目、「Paradise Has No Border」
 12月3日(火)に、お箏教室が行われました。授業で練習した「さくらさくら」を発表し、講師の冨田先生から一人一人にきめ細かなアドバイスをいただき、技術の向上が見られました。  また、先生からは季節の曲など3曲を演奏していただき、その美しくダイナミックなお箏の響きに教室全体が包まれ、和楽器の魅力が改めて感じられました。最後に生徒からの質問や、先生の音楽に対する思いをお話いただき、生徒は貴重な学びの時間となりました。 生徒4人が講師の先生の演奏を聴きました。 講師の先生が、手を添えて弾き方を教えてくださいました。 アドバイスをもらって音が格段によくなりました。 生徒からお礼の品として、自作の点字付き名刺をお渡ししました。
 12月2日(月)に本校の卒業生である唐澤剣也さんとガイドランナーの小林光二さんが、パリパラリンピック報告会のために来校しました。唐澤さんからは、メダルを獲得するまでの経緯、頑張ったことや大変だったことなど様々な話を聞くことができました。小林さんからは、ガイドランナーという立場からの話を聞くことができ、選手だけではない大変さを知ることができました。  質疑応答で唐澤さんがおっしゃった「目標をもつことの大切さ」が、幼児児童生徒の心にとても響いている様子でした。  最後には、実際のメダルを触ることができ、みんなその重さにビックリしていました。次のロサンゼルスに向けて、今後も応援していきます!  この報告会の様子は、YouTubeの群馬テレビチャンネルからご覧いただけます。 報告会の様子(YouTube)  
11月27日(水)体育の授業で、幼小学部持久走大会を行いました。 幼児児童が、それぞれ10m・800m・1000m・1200mの距離を走りました。 走り終わった後、晴れやかな素晴らしい子どもたちの顔をたくさん見ることができました。
テキスト版はこちらPDF版はこちら 学校だより 群馬県立盲学校  令和6年12月2日発行  No.157 ~ 校訓 学ぶ喜び そして自立へと ~ 修学旅行に行ってきました  今年度は小学部、高等部普通科の児童生徒が修学旅行に行ってきました。新幹線、地下鉄、フェリー、路面電車などいろいろな乗り物に乗ったり、クラスメイトや先生とホテルに泊まったり、家や学校ではできない、貴重な体験をたくさんできました。  〇高等部普通科2組(3年生)  東京・千葉 9月25日~9月27日 2泊3日 〇高等部普通科1組(2年生)  広島・呉 10月9日~10月11日 2泊3日 〇小学部(6年生)  東京 10月31日~11月1日 1泊2日         体育祭を実施しました 10月26日(土) 3年に一度の体育祭を実施しました。この日のために幼児児童生徒は練習を重ねてきました。日頃の学習や練習の成果を家族に披露することができました。学部ごとの競技の他、職員、全校の競技やダンスもあり、全校幼児児童生徒、家族、職員皆が一緒に楽しみました。         
 11月21日(木)に、第2回NPO法人ミュージックシェアリング訪問プログラムが行われました。6月の弦楽四重奏に引き続き、今回は「笙(しょう)」「篳篥(ひちりき)」「龍笛(りゅうてき)」の3種類の楽器奏者3名による雅楽演奏会が催されました。  鑑賞だけでなく、「越天楽」では、一緒に歌いながら雅楽の響きを味わったり、実際に楽器に触れて、形や材質などを感じたりする体験もできました。力強く美しい音色や、曲の背景などの詳しいお話に、幼児児童生徒は充実した時間を過ごすことができました。     
(テキスト版)点字通信第15号(PDF版)点字通信第15号   点字通信第15号 令和6年11月25日(月)発行 11月1日点字の日(校内放送より)~点字による読書環境の移り変わりをたどって~  今日、11月1日は、何の日かご存じですか?今日、11月1日は、我が国の点字が誕生した日です。1890年のことでした。今年で、日本の点字は134歳ということになりますね。  今年も、少しの時間、点字についてお話させていただきたいと思います。  私(話者)が点字の学習をスタートして、今年で40年になります。この間に、点字の世界も大きく変化しました。今日は、そのあたりのお話です。  私が点字を習い始めた当時の日本では、パソコンによる点訳はまだまだ行われていませんでした。点字盤や懐中定規、カニタイプ(ライトブレーラー)をはじめとした点字タイプライターを用いた点訳が点字本作成の中心でした。もうお気づきですね。パソコンによらない点訳。つまり、印刷することができません。本が完成したとしても、何人か同じ本を読みたい人がいた場合、順番待ちをせざるを得ませんでした。  本の完成にも非常に多くの時間を必要としました。点字の書き...
11月13日(水)に火災避難訓練を行いました。通報訓練、初期消火訓練、避難訓練、水消化器使用体験を行いました。  休み時間に非常ベルが鳴り、幼児児童生徒は1回目の火災発生の放送を聞いて避難に備え、2回目の放送で火災場所を知り避難を開始しました。落ち着いて行動できていたと消防署の方にほめていただきました。また、避難後は消防署の方に水消火器の使い方を教えてもらいました。各学部の代表者が実際に体験しました。大声で「火事だ~」と知らせた後、火(的)に向かって消火器の水を当てて消火することができました。消防車の見学と防火服も着させてもらい貴重な体験ができました。
11月16日(土)神奈川県平塚市のレモンガススタジアム平塚において、第53回関東地区盲学校陸上競技大会が行われました。本校から、スポーツ部の中学部生徒2名が参加しました。練習の成果を発揮し、2人とも自己記録を大きく更新することができました。 〈結果〉 中学部男子区分1  ・1500m    記録7分17秒20  第2位  ・立幅跳      記録1m43     第2位 中学部女子区分2  ・100m     記録19秒63    第2位 ・ソフトボール投げ 記録13m89    第2位
 第41回関東地区盲学校卓球大会が、10月12日(土)に東京都立文京盲学校で開催されました。この大会には、スポーツ部に所属する中学部生徒1名、高等部専攻科生徒2名が参加しました。練習の成果を発揮し、手に汗握る接戦を繰り広げました。   〈結果〉 高等部男子の部 第4位 中学部女子の部 第2位  
 12月6日(金)~10日(火)の期間、群馬県庁1階県民ホールにおいて行われる「ぐんまインクルーシブフェスタ2024 ~ちからあわせる190マンパワー~」において、以下の企画に本校幼児児童生徒が関わりますのでご紹介いたします。 詳細は下記のURLよりご確認ください。   https://www.pref.gunma.jp/page/668699.html(ぐんまインクルーシブフェスタ2024サイト)   ぐんまインクルーシブフェスタ2024ちらし(リンク)   1.ステージ発表:1F県民ホール南側  12月6日(金)12時~14時に行われるステージ発表において、高等部軽音楽部が演奏します。軽音楽部の演奏予定時刻は、13時30分~13時50分です。   2.ハートフルアート展(特別支援学校児童生徒作品展):1F県民ホール北側  12月6日(金)~10日(火) 10時~17時(最終日は14時まで) 本年で30周年を迎えました。 本校からは、幼稚部幼児から高等部普通科生徒までの図工・美術の作品が展示されます。    ハートフルアート展ちらし(リンク)
群馬県環境森林部森林局林政課の協力を得て、11月12日(火)午前に小学部・中学部でフォレストリースクールを行いました。当日は、学校近くの公園で、講師の方から身近な自然についての話を聞き、数種類の樹木を触って違いを確認しました。自分の体を使って、樹木の大きさや幹の太さ、表皮の様子を調べました。また、木の実を触り比べたり、拾った木の実や葉を使って「お弁当」作りをしたり、どんぐりゴマを回したりしました。児童生徒からは、「いろいろな触り心地があって楽しかった」「自然っていいなあ」「木の名前ってどうやってつけているのかな。」などの感想がありました。普段はなかなかできない体験をしながら、児童生徒たちは自然を楽しむことができました。 小学部の活動の様子   拾い集めた木の実等でお弁当づくり  「お弁当」を発表し合っているところ   中学部の活動の様子 木の表皮の違いを調べているところ どんぐりゴマを回しているところ
本校YouTubeチャンネルにUDブラウザ試験モードの紹介(設定方法)を掲載しました。ホームページからは、「教育実践例」→「ICT活用例」からリンクできます。 ICT活用例:https://mogakko-ses.gsn.ed.jp/jissen/ict_utilizationYouTube:https://www.youtube.com/watch?v=fze1tcHQOWM UDブラウザとは、「弱視児童生徒の視覚特性や学習上のニーズ等に基づいて開発している教科書や教材を閲覧(ブラウズ)するためのiPadアプリ(慶應義塾大学 中野泰志教授)」で、本校でも活用しています。 試験モードについて、教育相談(目の相談)等を通じて外部からも問い合わせがあるため、設定方法を動画で作成しました。 今回の動画は、PDFデータをUDブラウザに取り込んで試験問題(閲覧用)として活用する方法です。リフローモード等、UDブラウザの有する他の機能も活用した方法については、下記URLを参考にしてください。 UDブラウザ(慶應義塾大学 中野泰志教授):https://psylab.hc.keio.ac.jp/app/UDB/
 10月9日(水)から11日(金)まで2泊3日で広島・呉方面へ修学旅行に行ってきました。  1日目の広島では、原爆ドームや、平和記念資料館の見学を通して、平和について学びました。生徒たちは、音声ガイドや教師の説明に聴き入り、数々の遺品や資料から原爆の威力とむごさ、放射能の影響による苦しみや悲惨さに胸を締め付けられ、平和への思い、復興を遂げた広島のすごさを改めて強く感じることができました。    2日目の宮島では、世界文化遺産で日本三景にもなっている厳島神社の参拝や、広島銘菓のもみじ饅頭手焼き体験、宮島水族館の見学などを通して広島の地域や伝統文化を学んできました。晴れ渡る青空の下、約70年ぶりの大改修を終えて美しく浮かぶ朱色の鳥居と厳島神社の美しさに魅了され、たくさん写真を撮る生徒もいました。人間を怖がらず、のびのび行動している鹿に紙袋を食べられそうになる人が続出し、楽しい旅の思い出にもなりました。     3日目の呉では、生徒たちが楽しみにしていた戦艦大和が見られる大和ミュージアムと、てつのくじら館を見学しました。ハンズオンによるガイドをしてもらい、戦艦大和の模型に直接触れて大きさや構造を知...