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幼稚部では「敬老の日」の制作をしました。       好きな色の絵の具を選んで出します。手のひらの感触を楽しみながらペタペタ、きれいな黄緑色と桃色の模様ができました。また少し大きくなった手で手形もしっかり押せました。    おじいちゃん、おばあちゃん、いつもありがとう☆だいすき!    
(テキスト版)点字通信 第18号(PDF版)点字通信 第18号  点字通信 第18号 令和7年9月19日(金)発行 ~点字が生まれて200年 ルイ・ブライユが点字を生み出すまで~  今年は、世界で初めて点字が誕生して200年という記念すべき年です。そこで今回の点字通信では、点字が誕生するまでについて、紹介させていただくこととしました。  1825年、フランスのパリ。当時王立盲学校に通う16歳の少年、ルイ・ブライユによって点字は生み出されました。 彼は、3歳の時、馬具職人であった父の部屋で目を怪我してしまいます。そして、5歳となった1814年、両目の視力を失ってしまいます。それまで、好奇心にあふれ、活発に飛び回っていたルイでしたが、沈みがちで部屋にこもることが多くなっていったそうです。 そんなルイに対して、父親が木に釘を打ち付けて文字を表現したり、家の敷地内に砂利をしき、足音を頼りに一人で移動できるようにしたり、母親や二人のお姉さんが本を読んで聞かせてあげたりしたそうです。そのような家族の優しさに育まれる中で、彼も活発さを取り戻していきます。 7歳となったルイは、地域の小学校に通い始めます。器用...
 令和7年9月18日に本校は創立120周年を迎え、記念演奏会を開催しました。  前橋市にある蒼羽藝術学園の講師の皆様の演奏を皆で楽しみました。 フルートの演奏を聴く幼児児童生徒 出演者の皆さんと一緒に歌を歌いました高等部生徒会長からお礼のことば  本校は1905年(明治38年)に創立しました。それから120年にわたり、視覚障害のある幼児児童生徒の教育に尽力してまいりました。様々な困難を乗り越えながら、社会で活躍する多くの卒業生の姿は私たちの誇りです。  群馬県立盲学校は視覚障害教育の一層の充実のため、未来へ向けて一歩を踏み出します。
テキスト版はこちらPDF版はこちら 学校だより 群馬県立盲学校  令和7年8月28日発行  No.163 ~ 校訓 学ぶ喜び そして自立へと ~ 猛暑の夏を乗り越えて  今年の夏休みは、まさに「記録的猛暑」という言葉がぴったりの暑さでした。最高気温が40℃を超える日もあり、誰もが経験したことのないような暑さでした。熱中症に気を付けながら、元気に夏休みを過ごすことができたでしょうか。久しぶりに会う友達や先生と、夏休みの思い出をたくさん語り合ってください。 2学期は修学旅行や学習発表会など大きな行事があります。まだまだ暑い日が続きますので、健康管理に十分気を付けてください。 寄宿舎夏祭り  7月28日(月)に寄宿舎夏祭りを実施しました。寄宿舎の中では模擬店(かき氷、野菜、フランクフルト)や折り紙の体験を行いました。屋外では水遊びやスイカ割りを楽しみました。この日も前橋は38度を超える猛暑でしたが、水分を小まめにとったり、エアコンの効いた部屋で休んだりしながら楽しく過ごしました。 やさいやさん 折り紙体験 水遊び スイカ割り 盲学校の校舎について ~安全のための工夫を紹介します~  盲学校の校舎には視覚障...
リンク情報ページに、日本理療科教員連盟(理教連)のYouTubeチャンネルを掲載しました。URL:日本理療科教員連盟(理教連)(外部リンク) 同チャンネルには、現在以下の2つの動画が掲載されています。   〇視覚障害者の天職、「理療」をごぞんじですか?? 〇ヘルスキーパーをご存じですか?
 7月24日(木)、みどり市にあるデイサービスセンターに専攻科職員2名が伺い、理療科修了生の仕事の様子を確認してきました。卒業生は、2時間で6名の利用者様に切れ目なしにマッサージ施術をしていました。「喜んでいただけることや、ほっとして眠っていただけることが何よりのお褒めの言葉だと思い、頑張っています。」と話していました。  施設全体の雰囲気は明るく、常に音楽が流れていました。施設責任者の方が前に立って体操の声かけをし、多くの利用者様が30分以上元気に体を動かしていました。12時からのお昼はスタッフの方々による手打ちうどんで、天ぷらの揚がる美味しそうなにおいもしていました。  今回ご快諾くださったデイサービスセンターの皆様、利用者の皆様、卒業生、活気溢れる仕事の現場を拝見させていただき、本当にありがとうございました。  
 8月4日(月)イオンモール高崎で開催された「ぐんまインクルーシブフェスタ2025 みんなで知ろう みんなで創ろう」のトークセッションに高等部普通科の生徒2名が参加しました。  県内の特別支援学校や高等学校の生徒が「ダイバーシティ、インクルーシブな社会」をテーマに、それぞれの立場で考え自分の言葉で気持ちを伝え合いました。本校の2名も、自身の経験からの思いや考えを堂々と伝えることができました。  また、校種をこえて各校の生徒たちとそれぞれの意見を交換し合いながら共通の課題に向き合ったこともよい経験になったと思います。  緊張もあったと思いますが、多くの人が集まる商業施設で各校の生徒たちが真剣に取り組む姿はすばらしいものでした。
 保健理療科3年生が渋川市にあるデイサービスセンターに見学に行きました。  施設長から施設の概要などの話を伺い、施設で働く本校修了生の施術を見学しました。  自身の卒業後の働き方をイメージして、施設長や先輩に多くの質問をしました。  
 7月28日(月)に寄宿舎夏祭りを実施しました。屋外ではプールを使用しての水遊びやすいか割りを楽しみ、屋内では折り紙教室、フランクフルトや寄宿舎で採れた野菜の販売などを行いました。みんなの楽しそうな笑顔が印象的でした。  
 6月30日(月)から7月11日(金)までの2週間、寄宿舎七夕週間でした。寄宿舎の玄関前に笹を準備し、皆で願いごとの短冊を飾りました。  楽しいクイズもあり、正解後はおいしいアイスを食べて、星に願いをお祈りしました。
テキスト版はこちらPDF版はこちら 学校だより 群馬県立盲学校  令和7年7月18日発行  No.162 ~ 校訓 学ぶ喜び そして自立へと ~ 一学期が終わりました  皆さんはこの一学期に何ができるようになりましたか?また、できなかったことは何ですか?「終わり」は次への「始まり」でもあります。一学期の取り組みを振り返り、二学期の目標を立てましょう。そして、充実した夏休みにしましょう。 季節の行事を楽しんでいます  梅雨はどこへ行ってしまったのか、毎日、暑い日が続きました。小学部では、学校の近くの長寿庵さんから笹竹を譲っていただき、七夕飾りをしました。皆の願いが叶いますように。 学校での水遊びや、校外での水泳の授業を行いました。皆プールが大好きです。水の感触を楽しみながら、一人一人の課題に取り組みました。   ALTアドバイザーが来校しました  ALTアドバイザーの先生と英語でコミュニケーションを取りながら、様々なゲームを楽しみました。最初は皆、緊張した様子でしたが、先生の自己紹介や母国の話を聞いたり、話したりするうちに緊張もほぐれて、楽しい時間になりました。 もう一つの音楽教室  6月に群馬交響楽...
 7月15日(火)に不審者対策避難訓練を実施しました。体育の授業中に、体育館に不審者2名が侵入してくるという想定で訓練をしました。不審者に扮した職員に対して、授業担当者が応対し、生徒の避難誘導や連絡体制の確認を実際に行うことができました。  幼児児童生徒が避難・集合した後の全体の振り返りでは、不審者対応の合言葉「いかのおすし」について学び、不審者と遭遇した時の対応を確認しました。    
群馬県立盲学校高等部専攻科 (あん摩・はり・きゅう課程)   盲学校専攻科生徒募集相談会 盲学校の職業教育課程(専攻科)生徒募集相談会に来てみませんか? 1 対象者 見えにくさにより生活やお仕事に不安がある方、そのご家族。 見え方に不安があり、あん摩・はり・きゅうでの職業自立をお考えの方。 2 日時第1回 令和7年8月25日(月)(終了しました) 10:00~11:45第2回 令和7年10月28日(火) 10:00~11:45 3 会場群馬県立盲学校 大会議室 4 日程・内容(第1回・第2回とも同じです)受付    9:45~10:00開会行事 10:00~10:05学校紹介、専攻科の教育内容、学習支援、補助具等の説明     10:05~10:40休憩   10:40~10:45校内見学 10:45~11:20個別相談 11:20~11:45  5 お申し込み・お問い合わせ 参加希望の方は、開催日の3日前までにお申し込みください。 発熱等体調不良がみられた際は、来校前に担当までご連絡ください。   詳細はこちら →  盲学校ホームページ https://mogakko-ses.gsn.ed.jp/  アクセス https://mogakko-ses.gsn.ed...
(テキスト版)点字通信 第17号(PDF版)点字通信 第17号  点字通信 第17号 令和7年7月9日(水)発行 触ってわかる! ~硬貨編~  触ってわかる!お金シリーズの第3弾、最終回は硬貨編です。 実は視覚障がい者として生活している中で、お札よりも硬貨の方が「なぜわかるの?」と聞かれることが多いです。お財布の中から指先でつまむだけで必要な硬貨を選び出しているからでしょうか。どうやって硬貨を指先で触り分けているのか、秘密を大公開です! 1 触り心地による判別方法  硬貨の見分けには6つのポイントがあります。 (1)中心の穴  これによって5円玉と50円玉は簡単に見分けがつきます。50円玉は4mm、5円玉は5mmで、つまんだ時の穴のサイズ感で50円玉と5円玉の判別も可能です。この穴は視覚障がい者が見分けやすいようにという配慮でもあるそうです。 (2)刻印された模様の凹凸の感触  100円玉と50円玉は他の硬貨よりも模様の凹凸が大きく、つまんだだけで判別できることが多いです。 (3)硬貨の重量  硬貨の重量は1円玉が1g、500円玉が7g、他は4g前後です。1円玉は軽いなと感じます。 (4)硬貨の直径 ...
幼稚部の「たなばた会」の様子です。 ・6月下旬から七夕飾りを作り始めました。丸や三角、四角の色紙を貼りつなげました。両面テープを貼り、剥離紙を剥がして、「ぺったん」しました。 ・大きい竹に飾り付けをしました。竹は、地域の長寿庵さんからいただきました。ありがとうございました。 ・7月4日の「たなばた会」では、七夕の行事食である索餅(さくべい)を作りました。索餅は、そうめんのルーツとも言われています。本来は、小麦粉と米粉を使いますが、今回はホットケーキミックスに牛乳を入れて作りました。「ギュッギュッ」とこねて、「コロコロ」と伸ばし、ホットプレートで焼いてできあがりです。 みんなの願いが叶いますように。  
テキスト版はこちらPDF版はこちら 学校だより 群馬県立盲学校  令和7年6月27日発行  No.161 ~ 校訓 学ぶ喜び そして自立へと ~ 梅雨の季節の過ごし方  梅雨に入り、雨の日が多くなっています。雨の日は窓辺で耳を澄ましてみてください。静かに降る雨の音は、心を落ち着かせ、リラックス効果があると言われています。雨だからこそできることを見つけて、楽しく日々を過ごしたいです。 盲導犬体験歩行会  日本盲導犬協会の協力で体験歩行会を実施しました。  訓練犬のラブラドールレトリバー「ニクス」と「アシュリー」の2頭が来校しました。  盲導犬との歩行方法や日常生活について説明を聞いたあと、校内の廊下や階段を一緒に歩きました。  田植え(バケツ稲)【幼稚部】  バケツに稲の苗を植え、お世話をしています。今から収穫がとても楽しみです。 移動音楽教室【小学部・中学部】  前橋市民文化会館で群馬交響楽団の演奏を聴きました。オーケストラの迫力に圧倒されました。 校外学習【中学部】  みなかみ町にあるたくみの里へ行ってきました。ブレスレット作りやキャンドル作り、カスタネットの絵付けの体験を行いました。自分の手...
6月4日、昌賢学園まえばしホールで行われた「群響移動音楽教室」に行ってきました。児童は、大きいホールでオーケストラが奏でる音色をゆったりと鑑賞しました。「みんなで歌おう」では、他の学校の小学生たちと「ビリーブ」を合唱し、普段経験できない大人数で響き合う歌声を楽しんでいました。       6月24日、声楽家の方とピアノ伴奏の方を迎え、校内音楽教室を行いました。 リクエスト曲「となりのトトロ」「翼をください」「にじ」も歌っていただき、幼児児童は大喜びでした。一緒に歌ったり、拍手で参加したり、静かに耳を傾けたりして、たくさんの音楽に親しみ、楽しむことができました。  
 6月11日(水)の余暇時間に、寄宿舎食堂で折り紙教室を実施しました。折り紙の得意な寄宿舎生が講師になり、それぞれが見本の中から選んだ折り紙に挑戦しました。個別に丁寧に教えてもらい、全員が時間内に作品を完成させることができて満足そうでした。
6月6日(金)普通科生徒5名が、桐生方面への校外学習に行ってきました。心配された雨も降ることなく、自分たちで計画した行程を移動したり、訪問したりして、予定どおり一日を過ごすことができました。 「桐生が岡動物園・遊園地」では、動物と触れあったり、乗り物を楽しんだり、普段の学校生活では体験できない時間を過ごしました。 昼食会場の「藤屋本店」では、桐生の名物「ひもかわ」などのおいしい料理をいただき、さらには古いレンガ建築のパン屋「ベーカリーカフェ」を訪れ、おいしいパンを購入しました。 その後は桐生織物記念館までの約1.5キロを歩き、桐生の代表的産業である織物について、ガイドの方から丁寧な説明を受け、知識を吸収することができました。 学校から桐生までは往復とも電車を利用し、キップの購入や自動改札の体験もすることができ、生徒たちにとって心に残る良い経験となりました。
6月13日(金)に、県下一斉マナーアップ運動を実施しました。これは、高校生の規範意識の育成を目的とし、県下全域の約1200カ所で行われたものです。PTAの役員の方や本校の職員、本校のオリジナルキャラクターのぐんもーちゃんが、学校近くの交差点に立ち、交通安全や交通マナーについての意識向上を呼びかけました。
6月5日(木)に移動音楽教室がありました。群馬交響楽団による演奏を聴きました。 アンコールを含めて8曲を聴きました。生徒たちは、「とても心地が良かった」「ハイドンの【驚愕】の演奏では、途中に大きな音がして、迫力があった」等の感想をもちました。生演奏で聴くことができ、とても良い時間を過ごすことができました。  開演前の様子
令和5,6年度に取り組んだ教育実践例を公開しました。 令和4年度までに作成してきた「指導の工夫事例」を振り返ること、それらを外部に向けて発信すること、発信方法として動画を作成して公開することについて研修を行いました。 各教科でそれぞれ作成した動画を紹介します。下記リンクよりご覧ください。 一覧:https://mogakko-ses.gsn.ed.jp/jissen/r5-6kensyu 公開先のYouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@Gunmou_Jissen
 5月30日(金)、令和7年度校内弁論大会を行いました。本校では、「自分の心(思い)を自分の言葉で伝えていく。言葉を通して『生きる力』を社会に発信する」をテーマに、毎年開催しています。今年は普通科から4名の生徒が弁士として参加しました。 自分が好きなものの魅力や、生きがいとの出会いと将来の夢、自分の大切にしている思いについての論証と長く考え続けた結果の気付き、趣味を見つけて日常ががらりと変わった体験など、個性豊かに語られました。 人前での発表は緊張すると思いますが、自分の伝えたいことを確実に自分の言葉で語ることができ、聴く人の心に響く素晴らしい弁論でした。また聞く態度も素晴らしく、質疑応答の場面では、生徒たちからたくさんの感想や質問がありました。今年は、学校行事の関係で本校は関東甲信越地区盲学校弁論大会には参加しませんが、それぞれの個性が光った良い大会となりました。
 5月23日(金)に寄宿舎救急搬送訓練を実施しました。今回は寄宿舎内で事故が発生した場合を想定し、連絡と応急処置から救急搬送するまでの訓練を行いました。職員同士が連携し、寄宿舎生の応急処置や救急搬送が迅速かつ適切に行えるように、毎年訓練を行っています。  
(テキスト版)点字通信 第16号 (PDF版)点字通信 第16号  点字通信 第16号 令和7年6月2日(月)発行  今回の点字通信は、先生方から寄せられた、視覚障害者の日常生活に関するQ&Aでお送りいたします。普段の生活で「あれ? どうしているのかな?」という疑問に対する答えや、ちょっとした工夫などをお伝えします。   1 爪の手入れはどうしているの?  指先に当たる感覚を生かせば、爪切りを使って切ることができます。爪切りの先端がつま先に強く当たっているようであれば、深く挟み過ぎです。できるだけ浅く入れ、長めに切って、最後はやすりで整えるほうがよいです。  また、刃物が当たるのが怖ければ、最初からやすりで整える方法もあります。最近では電動の爪やすりも販売されていますので、便利な道具を上手に使いたいものです。  爪は、深く切りすぎると巻き爪等の原因にもなり、指先が痛くなったり、余計に爪が切りづらくなるので、注意が必要です。   2 そうじをする時のポイントはある?  掃除は、できるだけ基準になるものを中心に行います。例えば、教室の壁に沿って縦に掃除機をかけたら、次は一歩ずれて逆に戻るというような具合です...
5月28日(水)に日本盲導犬協会の協力を得て、盲導犬体験歩行会を実施しました。日本盲導犬協会から、職員3名と、訓練犬のラブラドールレトリバー「ニクス」と「アシュリー」の2頭が来校しました。 盲導犬に関する正しい情報を得たり、盲導犬との歩行を体験したりすることで、将来の自分の歩行手段について考える貴重な機会になりました。 盲導犬との歩行方法や生活についての説明を受けています アシュリーとのふれあい ニクスとの歩行の様子
5月上旬、幼小学部の幼児児童が前庭の花壇に野菜の苗を植えました。幼児児童が何を育てたいか考え、選び、今年度は「ミニトマト、なす、トウモロコシ、すいか、かぼちゃ、ピーマン」です。 今後、国語や理科、生活科で観察して日記を書いたり、算数で茎の長さを測ったり、総合的な学習で育て方を調べたりして、様々な学習の中で育てていきます。観察の仕方は、茎や葉、花や実を撮影して拡大して見たり、触ったり、においを嗅いだりします。 地域の方々が、花壇の様子をご覧になったり応援してくださったりして、とても励みになっています。ありがとうございます。おいしく育つように願いながら、お世話をがんばります!        
テキスト版はこちらPDF版はこちら 学校だより 群馬県立盲学校  令和7年5月23日発行  No.160 ~ 校訓 学ぶ喜び そして自立へと ~ 夏の気配を感じる季節になりました  木々の緑が日に日に濃さを増し、風に夏の気配を感じるようになりました。中庭の木々も生命力に溢れています。幼児児童生徒は徐々に新しい生活に慣れ、勉強に、運動に励んでいます。学校では季節の行事や、安心・安全に過ごすための行事を実施しました。  幼稚部ではかしわ餅を作りました。    小学部、高等部では交通安全教室を実施しました。  小学部では、自動車の「死角」について勉強しました。 高等部では、学校から前橋駅まで実際に歩き、危険な場所や注意しなければいけないことについて話し合いました。      中学部では生徒会緑化作業を行いました。  なす、ピーマン、きゅうり、枝豆、にんじん、オクラなど夏野菜を植えました。収穫が楽しみです。    「提言R7」について(お願い)   教職員の多忙化解消に向けた協議会から「提言R7」が示されました。本校ホームページでもこちら(https://mogakko-ses.gsn.ed.jp/outgoing/intiatives)に保護者・地域・関係...
昨年の9月下旬に植えたいちごの苗。 世話して育てている幼児の元気なパワーのおかげで、今年度になってからも次々と実がなり続けています。まだまだ収穫できそうです。 「あかーい!」「おおきーい!」「あまーい!」。お土産に持ち帰り、ご家庭でも味見していただいています。   昨年9月、苗を植えました。   次々とつややかな赤い実ができています。   いちごの実を優しく持って、茎を指ではさんでひっぱります   大きくてびっくり!  たくさんとれたね。
4月下旬からこどもの日にかけて、幼稚部で「こいのぼり会」をしました。 幼小学部の前庭では、こいのぼりが薫風にたなびき、青空に映えて気持ちよさそうでした。 幼児は「こいのぼり」の歌を歌ったり、こいのぼりを触ったり、自分のこいのぼりを作ったり、かしわもちを作ったりして、いろいろな感覚を使ってこいのぼりを楽しみました。 幼児児童生徒の健やかな成長を願い、こいのぼりを揚げました。                    「こいのぼり」の歌を歌いながら歩いたり、触ったりしました。こいのぼりって大きいね。                   綿棒の束で「トントン」して色をつけ、自分のこいのぼりを作りました。かっこいいでしょ。                     上新粉をこねたり、あんこを丸めたりして、かしわもちを作りました。うまーい。
群馬県教育委員会より示されております「提言R7」について、本校ホームページにも掲載しました。以下のリンクよりご覧ください。 https://mogakko-ses.gsn.ed.jp/outgoing/intiatives
テキスト版はこちらPDF版はこちら 学校だより 群馬県立盲学校  令和7年4月25日発行  No.159 ~ 校訓 学ぶ喜び そして自立へと ~ ご入学おめでとうございます。  新入生を迎え、令和7年度が始まりました。学校の桜も皆さんの入学を待っていたかのようにきれいに咲きました。新たに本校で学ぶ皆さんには一日も早く盲学校に慣れ、充実した学校生活を送ってほしいと思います。    校長あいさつ  ご入学・ご進級おめでとうございます 今年度は、本校が開校してから、120周年の節目を迎えます。 これまで皆で築き上げてきた盲学校の素晴らしい伝統を受け継ぎ、さらなる発展を目指して努力してまいります。 校訓「学ぶ喜び そして自立へと」を合言葉に、いつも幼児児童生徒を真ん中に、毎日が明るく楽しく輝いた学校生活が送れるよう職員一体となって取り組みます。私は皆さんの学びを支える応援団長として全力を尽くしますので、どうぞよろしくお願いいたします。 校長 澤﨑 正(さわざき ただし) 学校教育目標 (1) 学ぶことを喜びとする幼児児童生徒を育成する。 (2) 自他ともに大切にする幼児児童生徒を育成する。 (3) 社...
 4月15日(火)、高等部全体で交通安全教室を行いました。 今回は前橋駅までの通学路を歩行しました。  3つの班に分かれ、危険な箇所等を確認しながら歩きました。その後、班ごとに実際に歩行してみて気づいた点を話し合い、全体で発表し、情報共有をしました。  横断歩道や点字ブロックが劣化していたり、路上にゴミや自転車があったり、風の音や日光のまぶしさによる歩きづらさなど、たくさんの気づきがありました。  初めて歩いた新入生も、毎日通学している生徒も、改めて安全な歩行について考えることができました。 駅までの道を安全に歩く 見慣れた道にも発見がある 横断歩道のエスコートゾーンの劣化 点字ブロックがはがれてしまっている場所もありました 方向を見失いやすい交差点の点字ブロック 帰校後、それぞれが気づいたことを共有しました
 本校YouTubeチャンネルにUDブラウザ「OCRで書類作成」機能の紹介(設定方法)を掲載しました。 ホームページからは、「教育実践例」→「ICT活用例」からリンクできます。 ICT活用例:https://mogakko-ses.gsn.ed.jp/jissen/ict_utilizationYouTube:https://www.youtube.com/watch?v=3Yjd1RaiLnM  UDブラウザとは、「弱視児童生徒の視覚特性や学習上のニーズ等に基づいて開発している教科書や教材を閲覧(ブラウズ)するためのiPadアプリ(慶應義塾大学 中野泰志教授)」で、本校でも活用しています。  今回の動画は、UDブラウザを活用して、紙の資料等をスキャンし、閲覧することができるようにする方法の紹介です(最大ページ数50ページ)。 また取り込みと同時に、OCR機能によりリフローモードも作成されますので、音声読み上げ機能にも対応します。  UDブラウザの有する他の機能も活用した方法については、下記URLを参考にしてください。 UDブラウザ(慶應義塾大学 中野泰志教授):https://psylab.hc.keio.ac.jp/app/UDB/
 今年度も筑波技術大学情報システム学科の先生をお招きし、小学部4・5年生と普通科2年生を対象に、それぞれ授業を行いました。   小学部児童を対象とした授業では、バーコードを題材に、チェックデジット(読み誤りや誤入力、偽造などを防止するために付加されている数字のこと)の仕組みを学びました。 いくつかのお菓子の箱をチェックリーダーで読み取り、バーコードの数字の並びを比較し、バーコードは、国番号(日本なら45または49)+メーカー番号+商品番号+チェックデジットの並びであることを学びました。その後、チェックデジットの計算方法を学び、最後に自分でバーコード作成をしました。 小学部の授業の様子 バーコードリーダでバーコードを読み取っている様子 バーコードを比較している様子 自分で作成したバーコード 作成したバーコードをパソコンのカメラで読み取り、チェックしている様子  普通科生徒を対象とした授業では、プログラミング言語Python(パイソン)を行いました。まずは音声読み上げに対応するWindowsパソコンでの環境構築を教えてもらい、設定しました。その後、ハノイの塔を題材に、プログラミングを行いました。3Dプリンタで作...
 2月26日(火)に卒業を祝う会を行いました。今年度寄宿舎からの卒業生は、小学部、中学部、高等部合わせて5名でした。一人一人あいさつをいただき、在舎生から贈る言葉をもらっていました。ピアノ演奏もあり心温まる会になりました。
テキスト版はこちらPDF版はこちら 学校だより 群馬県立盲学校  令和7年3月3日発行  No.158 ~ 校訓 学ぶ喜び そして自立へと ~ ご卒業・修了おめでとうございます。  高等部3年生、中学部3年生、小学部6年生の皆さん、ご卒業・修了おめでとうございます。皆さんはこれまで盲学校で様々なことを経験し、たくさんのことを学んできました。良かったことも悪かったことも、全ての経験が今の皆さんにつながっています。盲学校で過ごした日々を胸に、4月から新しい場所で自分らしく頑張ってください! たくさんの行事を実施しました。  たくさんの学校行事を実施し、幼児児童生徒は様々な体験をしました。JR東日本高崎支社からの依頼で、中学部の生徒が「声かけ・サポート運動」の音声メッセージを録音し、JR高崎駅で放送されるなど、地域との連携も積極的に行っています。 11月21日ミュージックシェアリング 11月22日バルーンアート(小学部) 11月27日マラソン大会(小学部) 12月2日唐澤選手パリパラ報告会 12月4日お箏教室(高等部普通科)   12月4~6日移動博物館 12月6日インクルーシブフェスタ(軽音楽部) 12月9日...
2月26日(水)に日本フラワーデザイナー協会から3名の講師に来校していただき、高等部普通科生徒3名がフラワーアレンジメント教室に挑戦しました。 はじめに、日本人が花を飾るようになった歴史やその意味、日常の各行事にふさわしい花の種類や色合いについて講義していただきました。 その後、花の形や色、香りを感じながら一人一人がアレンジメントを行いました。完成したアレンジメントをお互いに鑑賞し、アレンジメントの楽しさや難しさ、それぞれ違った仕上がりになっていること等の感想を伝え合いました。 このフラワーアレンジメントは、3月3日の高等部卒業式でステージを彩る予定です。
 平成27年度から始まった点字練習会も、回を重ね、今年度、第30回を実施することができました。最初は点字使用者の実力アップを目的に実施していましたが、平成28年度からは、点字使用の有無を問わず、児童生徒、教職員、誰もが参加できる、全校をあげて点字に親しむ機会としています。  年3回、放課後に実施しています。今年度2学期から、勤務の関係で参加しづらかった寄宿舎指導員も別日程で参加できるようになりました。その結果、今年度はのべ112名の申し込み(うち児童生徒はのべ10名)があり、今年度の点字練習会昇級・認定者はのべ50名でした。  点字使用の児童は、「たくさんの先生たちが、こんなに点字を覚えようとしてくれていることがうれしい」と話していました。 ※ 点字練習会は、点字盤でのメ書き2分間・50音書き2分間・転写2分間・聴写2分間の競技を行う会で、初参加の方や、昇級した方には、校内判定基準に基づき認定証を発行しています。
2月4日(火)に高等部の送別会を行いました。卒業・修了する3年生に対し、たくさんの在校生や教員が余興を行いました。 余興では在校生が卒業生へのメッセージ、楽器・バンド演奏やゲームなどを行い、楽しむことができました。3年生からも楽器演奏や在校生へのメッセージ、3年間の思い出などを発表しました。 卒業・修了まであと少しとなりましが、学校生活を楽しんでもらいたいと思います。