幼児児童生徒の活動
【中学部】移動音楽教室
6月5日(木)に移動音楽教室がありました。群馬交響楽団による演奏を聴きました。
アンコールを含めて8曲を聴きました。生徒たちは、「とても心地が良かった」「ハイドンの【驚愕】の演奏では、途中に大きな音がして、迫力があった」等の感想をもちました。生演奏で聴くことができ、とても良い時間を過ごすことができました。
開演前の様子
【高等部普通科】校内弁論大会
5月30日(金)、令和7年度校内弁論大会を行いました。本校では、「自分の心(思い)を自分の言葉で伝えていく。言葉を通して『生きる力』を社会に発信する」をテーマに、毎年開催しています。今年は普通科から4名の生徒が弁士として参加しました。
自分が好きなものの魅力や、生きがいとの出会いと将来の夢、自分の大切にしている思いについての論証と長く考え続けた結果の気付き、趣味を見つけて日常ががらりと変わった体験など、個性豊かに語られました。
人前での発表は緊張すると思いますが、自分の伝えたいことを確実に自分の言葉で語ることができ、聴く人の心に響く素晴らしい弁論でした。また聞く態度も素晴らしく、質疑応答の場面では、生徒たちからたくさんの感想や質問がありました。今年は、学校行事の関係で本校は関東甲信越地区盲学校弁論大会には参加しませんが、それぞれの個性が光った良い大会となりました。
【寄宿舎】寄宿舎救急搬送訓練を実施しました
5月23日(金)に寄宿舎救急搬送訓練を実施しました。今回は寄宿舎内で事故が発生した場合を想定し、連絡と応急処置から救急搬送するまでの訓練を行いました。職員同士が連携し、寄宿舎生の応急処置や救急搬送が迅速かつ適切に行えるように、毎年訓練を行っています。
【全校】盲導犬体験歩行会を実施しました
5月28日(水)に日本盲導犬協会の協力を得て、盲導犬体験歩行会を実施しました。日本盲導犬協会から、職員3名と、訓練犬のラブラドールレトリバー「ニクス」と「アシュリー」の2頭が来校しました。
盲導犬に関する正しい情報を得たり、盲導犬との歩行を体験したりすることで、将来の自分の歩行手段について考える貴重な機会になりました。
盲導犬との歩行方法や生活についての説明を受けています
アシュリーとのふれあい
ニクスとの歩行の様子
【幼小学部】野菜の苗うえ
5月上旬、幼小学部の幼児児童が前庭の花壇に野菜の苗を植えました。幼児児童が何を育てたいか考え、選び、今年度は「ミニトマト、なす、トウモロコシ、すいか、かぼちゃ、ピーマン」です。
今後、国語や理科、生活科で観察して日記を書いたり、算数で茎の長さを測ったり、総合的な学習で育て方を調べたりして、様々な学習の中で育てていきます。観察の仕方は、茎や葉、花や実を撮影して拡大して見たり、触ったり、においを嗅いだりします。
地域の方々が、花壇の様子をご覧になったり応援してくださったりして、とても励みになっています。ありがとうございます。おいしく育つように願いながら、お世話をがんばります!
【幼稚部】プランターいちごの収穫
昨年の9月下旬に植えたいちごの苗。
世話して育てている幼児の元気なパワーのおかげで、今年度になってからも次々と実がなり続けています。まだまだ収穫できそうです。
「あかーい!」「おおきーい!」「あまーい!」。お土産に持ち帰り、ご家庭でも味見していただいています。
昨年9月、苗を植えました。
次々とつややかな赤い実ができています。
いちごの実を優しく持って、茎を指ではさんでひっぱります
大きくてびっくり!
たくさんとれたね。
【幼稚部】こいのぼり会
4月下旬からこどもの日にかけて、幼稚部で「こいのぼり会」をしました。
幼小学部の前庭では、こいのぼりが薫風にたなびき、青空に映えて気持ちよさそうでした。
幼児は「こいのぼり」の歌を歌ったり、こいのぼりを触ったり、自分のこいのぼりを作ったり、かしわもちを作ったりして、いろいろな感覚を使ってこいのぼりを楽しみました。
幼児児童生徒の健やかな成長を願い、こいのぼりを揚げました。
「こいのぼり」の歌を歌いながら歩いたり、触ったりしました。こいのぼりって大きいね。
綿棒の束で「トントン」して色をつけ、自分のこいのぼりを作りました。かっこいいでしょ。
上新粉をこねたり、あんこを丸めたりして、かしわもちを作りました。うまーい。
【寄宿舎】 寄宿舎新入舎生歓迎会を実施しました
4月21日(月)に寄宿舎新入舎生歓迎会を実施しました。今年度は職員2名と高等部普通科2名を新しく迎えました。新入舎生2名による「コント」の演し物があり、大いに盛り上がりました。
【高等部】交通安全教室の開催
4月15日(火)、高等部全体で交通安全教室を行いました。
今回は前橋駅までの通学路を歩行しました。
3つの班に分かれ、危険な箇所等を確認しながら歩きました。その後、班ごとに実際に歩行してみて気づいた点を話し合い、全体で発表し、情報共有をしました。
横断歩道や点字ブロックが劣化していたり、路上にゴミや自転車があったり、風の音や日光のまぶしさによる歩きづらさなど、たくさんの気づきがありました。
初めて歩いた新入生も、毎日通学している生徒も、改めて安全な歩行について考えることができました。
駅までの道を安全に歩く
見慣れた道にも発見がある
横断歩道のエスコートゾーンの劣化
点字ブロックがはがれてしまっている場所もありました
方向を見失いやすい交差点の点字ブロック
帰校後、それぞれが気づいたことを共有しました
【小学部・高等部普通科】プログラミング出前講座
今年度も筑波技術大学情報システム学科の先生をお招きし、小学部4・5年生と普通科2年生を対象に、それぞれ授業を行いました。
小学部児童を対象とした授業では、バーコードを題材に、チェックデジット(読み誤りや誤入力、偽造などを防止するために付加されている数字のこと)の仕組みを学びました。
いくつかのお菓子の箱をチェックリーダーで読み取り、バーコードの数字の並びを比較し、バーコードは、国番号(日本なら45または49)+メーカー番号+商品番号+チェックデジットの並びであることを学びました。その後、チェックデジットの計算方法を学び、最後に自分でバーコード作成をしました。
小学部の授業の様子
バーコードリーダでバーコードを読み取っている様子
バーコードを比較している様子
自分で作成したバーコード
作成したバーコードをパソコンのカメラで読み取り、チェックしている様子
普通科生徒を対象とした授業では、プログラミング言語Python(パイソン)を行いました。まずは音声読み上げに対応するWindowsパソコンでの環境構築を教えてもらい、設定しました。その後、ハノイの塔を題材に、プログラミングを行いました。3Dプリンタで作成したハノイの塔の模型を基に題材を把握し、数列を理解し、その後プログラミングコードで計算式を求めていきました。
最後にパソコン内蔵カメラを制御するコードなどを教わり、プログラミングすることでできるいろいろな可能性について学ぶなど、とても興味深い内容を教わることのできた時間となりました。
普通科生徒の授業の様子
ハノイの塔の題材を学習している様子