幼児児童生徒の活動

タグ:唐澤剣也さん

【全校行事】交通安全教室

 12月7日(木)、本校体育館において、全校児童生徒を対象とした交通安全教室が開催されました。この行事には、本校卒業生で東京パラリンピック陸上銀メダリストの唐澤剣也さんが来校しました。

 唐澤さんから、交通安全に関するご自身の体験談を語っていただき、知らない土地へ行った際に苦労したこと、ご自身の体験に基づく移動方法の工夫などについて聞くことができました。また、伴走者の小林さんからは、屋外で練習する時に、交通安全上気をつけていることについてのお話を聞くこともできました。

唐澤選手の講演

 講演の後には、体育館の中を唐澤さんが伴走者と一緒に走り、そのすぐ後に続いて児童生徒たちも走りました。唐澤さんのスピードの速さに、児童生徒たちは驚きを隠せませんでした。

唐澤選手と走る

 最後に、前橋警察署の警察官の方から、日没時刻が早くなっているこの時期、反射板が有効であることを教えていただきました。児童生徒たちは、実際に反射板を手にし、自分の靴などに貼って、交通安全に対する意識向上につなげることができました。

唐澤剣也さん「東京2020パラリンピック報告会」が開催されました。

 11月24日(水)5、6校時に本校卒業生で銀メダリスト唐澤剣也さんのパラリンピック報告会を行いました。密を避けるため、5校時に小学部の児童を対象に、6校時に中学・高等部の生徒を対象に2部制で実施しました。

 小学生向けの話の中では、4年生から盲学校に転校したこと、小学生時代にどんなスポーツをがんばっていたか等を話してくれました。小学部の児童からは、たくさんの質問も出ました。それに対し、丁寧に応えてくれる優しい人柄も見られました。

 中高生向けには、パラリンピックを目指そうとしたきっかけやメダルを取るプレッシャーにどんな姿勢で臨んだか等を話してくれました。そして、自分に関わってくれた人への感謝の気持ちを忘れずにいるとのことでした。

 それぞれ、報告会の最後、ひとり一人に銀メダルを披露してくれました。児童生徒は初めて触るメダルに感動している様子でした。「ワー!重い!」と想像以上に重みがあることに驚いていました。点字が刻まれていることを確認した児童生徒もいました。

 本校卒業生で、とても身近に感じると同時に、世界で2位ということに偉大さを感じることができたと思います。3年後のパリのパラリンピックを目指しているという意気込みも語ってくれました。今後の活躍に期待したいと思いました。

唐澤さんが講演している様子 講演「メダルまでの道のり」

唐澤さんへ生徒が質問している様子 生徒による質問コーナー

児童が銀メダルを触らせてもらっている様子 銀メダルを触らせてもらいました。

校外へ掲げられているパラリンピックへ出場した本校卒業生へ向けたメッセージ幕 パラ出場の本校卒業生へ向けたメッセージ幕