幼児児童生徒の活動
【全校】第3回校内点字競技会を実施しました。
令和4年1月12日(水)5校時に第3回校内点字競技会を行いました。
現在の点字タイプライターや点字盤による点字の読み書きの実態を把握し、今後の目標を立てることを目的に実施しており、小学部から高等部普通科の点字使用の児童生徒が参加しています。今回は、初めて点字競技会に参加し、挑戦する児童生徒も2名おり、やや緊張しつつも真剣に取り組む姿が印象的でした。これからも練習に励み、点字の読み書きの力を高めていってほしいです。
【高等部普通科】作業学習製品販売会を開催しました
12月20日(月)、本校作業室にて、高等部普通科生徒による作業製品販売会を開催しました。今年度、生徒が作業学習でつくった製品の数々を、販売しました。
当日は、多くの方が製品を買い求め、盛況でした。
特に、本校の特徴を表した「群盲あるあるカレンダー」は人気で、用意した30冊は売り切れとなりました。販売は生徒が行い、自分たちがつくった製品がどんどん売れていくことが、とてもうれしそうでした。
【中学部・高等部】薬物乱用防止教室
12月15日水曜日の第6校時に中学部・高等部合同の薬物乱用防止教室を行いました。
本年度は「たばこの健康被害について」群馬県健康福祉部より講師をお招きして講演をしていただきました。
生徒は真剣に話を聞いており、たばこの自分や周囲の人への悪影響について学習することができました。
【中学部】球技大会
12月17日(金)の5時間目に中学部で球技大会を行いました。11月の生徒会選挙で新しい生徒会が発足して計画進行する初めての大きな行事でした。
事前に、どんな種目で、どんなルールにすればよいかを生徒会で一生懸命考えました。今年は、サウンドテーブルテニス(STT)で、3チームに分かれて競いました。
サウンドテーブルテニスとは、鈴が入った卓球の球をラケットで打つ競技です。卓球台を使い、ラケットに当てて打ち返します。玉を転がして勝負します。アイシェードをするので、鈴の音をよく聞くことが大切です。強く打ちすぎても球がアウトになって相手の得点になってしまいます。とても楽しい競技です。
結果は、ものすごい接戦で、楽しむことができました。みんな良い思い出を作ることができました。
サウンドテーブルテニス(STT)
【中学部・高等部普通科】声の力プロジェクト特別授業が行われました。
12月3日(金)に朝日新聞社企画の「声の力プロジェクト特別授業」が中学部と普通科合同で行われました。この企画は、視覚障害のある中学生や高校生たちがプロの声優さんから声による表現方法を学ぶことで、自身の可能性を広げることを目指すプロジェクトです。本校は昨年度から参加し、今年はあの国民的アニメ声優の水田わさびさんが授業をしてくださいました。
人に伝えるのが「声の力」とおっしゃる水田先生の授業は、とても明るくフレンドリーで、温かい人柄に多くの生徒たちの心がほぐれていきました。
「あたたかいもの」、「あっついもの」を伝える自己紹介や、水田さんが作られた発声練習用の教材を使って授業が行われました。水田さんとのコミュニケーションをとおして、1回目と2回目では生徒の表現が全く違うものに変わっていくのを目の当たりにし、生徒それぞれが持つ素晴らしい「声の力」を発見することができました。
【中学・高等部】生活安全教室を開催しました
11月15日(月)、中学・高等部生対象に生活安全教室を開催しました。
本年度はdocomo様の「ケータイ・スマホ安全教室」をリモート形式で実施しました。内容としては、SNSで友人を傷つけるような書き込みについてやスマホの使い過ぎによる日常生活への悪影響について取り上げました。
中学部・高等部の生徒が参加し、真剣に話を聞いていました。内容をわかりやすく説明していただき、生徒は日頃のスマートフォン使用時の注意に役に立ったと思います。
【小学部】生活安全教室
11月16日(火)、群馬県消費生活課と群馬県警察署の方、2名が来校され、小学部の児童を対象に生活安全教室を実施しました。防犯標語「いかのおすし」や一人での留守番で注意することについてお話を聞きました。パトカーの模型や各種防犯ブザーの音も紹介していただきました。そして、不審者にあった時の状況を想定したロールプレイも、実際に2名の児童がおこないました。身近にある危険やその対処法を知るとても良い機会になりました。
手元でも紙芝居を見ることができました。
危険を想定したロールプレイをおこないました。
【小学部】修学旅行
11月19日(金)に日帰りで、水上方面に修学旅行に出かけてきました。上毛高原まで新幹線で行き、木登り体験やオルゴール作りをおこなってきました。木登り体験では、7mほどの高さまでロープを使って登ることができました。湯檜曽川の流れを近くで聞くことや、ケヤキの枝の上に立つことなど、初めての経験を楽しみました。月夜野びーどろパークでは、天丼を食べてから、オルゴール作りをしました。好きな曲や飾りを選んで作りました。林道を慎重に歩くことができたり、お世話になった人たちにお礼が言えたりすることができました。
新幹線と一緒にポーズ。 けやきの太い枝につかまっています。 バスの中で、エンジンの音が響きます。
オルゴールを作っています。 ハーネスもしっかりつけました。 びーどろパークでは工場見学もしました。
ダイナミックブランコ!
【中学部】交流活動
中学部では、前橋市立第一中学校と交流を行いました。今年度もコロナ禍ということもあり、対面で行うことはできませんでした。このような状況の中でも交流をすることはできないかと考え、ビデオレターを作成しました。生徒たちが、ナレーターとなり、学校の紹介をしました。ビデオレターの内容は、学校の歴史、授業の様子、点字ブロック、部活動、寄宿舎等について紹介しました。この交流を通して、お互いのことについて理解を深めていけたら良いと思います。
資料室の写真 校舎内にある点字ブロック 授業風景「感光器で光を感知」
唐澤剣也さん「東京2020パラリンピック報告会」が開催されました。
11月24日(水)5、6校時に本校卒業生で銀メダリスト唐澤剣也さんのパラリンピック報告会を行いました。密を避けるため、5校時に小学部の児童を対象に、6校時に中学・高等部の生徒を対象に2部制で実施しました。
小学生向けの話の中では、4年生から盲学校に転校したこと、小学生時代にどんなスポーツをがんばっていたか等を話してくれました。小学部の児童からは、たくさんの質問も出ました。それに対し、丁寧に応えてくれる優しい人柄も見られました。
中高生向けには、パラリンピックを目指そうとしたきっかけやメダルを取るプレッシャーにどんな姿勢で臨んだか等を話してくれました。そして、自分に関わってくれた人への感謝の気持ちを忘れずにいるとのことでした。
それぞれ、報告会の最後、ひとり一人に銀メダルを披露してくれました。児童生徒は初めて触るメダルに感動している様子でした。「ワー!重い!」と想像以上に重みがあることに驚いていました。点字が刻まれていることを確認した児童生徒もいました。
本校卒業生で、とても身近に感じると同時に、世界で2位ということに偉大さを感じることができたと思います。3年後のパリのパラリンピックを目指しているという意気込みも語ってくれました。今後の活躍に期待したいと思いました。
講演「メダルまでの道のり」
生徒による質問コーナー
銀メダルを触らせてもらいました。
パラ出場の本校卒業生へ向けたメッセージ幕