幼児児童生徒の活動

幼児児童生徒の活動

【全校】盲導犬体験歩行会を実施しました

5月28日(水)に日本盲導犬協会の協力を得て、盲導犬体験歩行会を実施しました。日本盲導犬協会から、職員3名と、訓練犬のラブラドールレトリバー「ニクス」と「アシュリー」の2頭が来校しました。

盲導犬に関する正しい情報を得たり、盲導犬との歩行を体験したりすることで、将来の自分の歩行手段について考える貴重な機会になりました。

盲導犬との歩行方法や生活についての説明を受けている場面盲導犬との歩行方法や生活についての説明を受けています

アシュリーと触れ合っている様子アシュリーとのふれあい

児童が盲導犬「ニクス」と一緒に歩いている様子ニクスとの歩行の様子

【幼小学部】野菜の苗うえ

5月上旬、幼小学部の幼児児童が前庭の花壇に野菜の苗を植えました。幼児児童が何を育てたいか考え、選び、今年度は「ミニトマト、なす、トウモロコシ、すいか、かぼちゃ、ピーマン」です。

今後、国語や理科、生活科で観察して日記を書いたり、算数で茎の長さを測ったり、総合的な学習で育て方を調べたりして、様々な学習の中で育てていきます。観察の仕方は、茎や葉、花や実を撮影して拡大して見たり、触ったり、においを嗅いだりします。

地域の方々が、花壇の様子をご覧になったり応援してくださったりして、とても励みになっています。ありがとうございます。おいしく育つように願いながら、お世話をがんばります!

 

幼児が植えた苗にじょうろで水をやっています児童が先生と一緒に野菜の苗を植えています児童がシャベルで土を耕しています

児童が野菜の苗を植えています児童が植えた苗にじょうろで水をやっています

 

 

 

【幼稚部】プランターいちごの収穫

昨年の9月下旬に植えたいちごの苗。

世話して育てている幼児の元気なパワーのおかげで、今年度になってからも次々と実がなり続けています。まだまだ収穫できそうです。

「あかーい!」「おおきーい!」「あまーい!」。お土産に持ち帰り、ご家庭でも味見していただいています。

 昨年9月幼児がいちごの苗を植えています 昨年9月、苗を植えました。

赤いいちごがたくさんなっています  次々とつややかな赤い実ができています。

 幼児がいちごを収穫しています いちごの実を優しく持って、茎を指ではさんでひっぱります

 幼児がとったいちごを持って笑っています 大きくてびっくり!

幼児がたくさんとったいちごを持って喜んでいます たくさんとれたね。

【幼稚部】こいのぼり会

4月下旬からこどもの日にかけて、幼稚部で「こいのぼり会」をしました。

幼小学部の前庭では、こいのぼりが薫風にたなびき、青空に映えて気持ちよさそうでした。

幼児は「こいのぼり」の歌を歌ったり、こいのぼりを触ったり、自分のこいのぼりを作ったり、かしわもちを作ったりして、いろいろな感覚を使ってこいのぼりを楽しみました。

幼児児童生徒の健やかな成長を願い、こいのぼりを揚げました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「こいのぼり」の歌を歌いながら歩いたり、触ったりしました。こいのぼりって大きいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


綿棒の束で「トントン」して色をつけ、自分のこいのぼりを作りました。かっこいいでしょ。

 

 

 幼児がかしわもちを食べて喜んでいます。幼児が上新粉をこねています。

 

 

 

 

 

 

 

上新粉をこねたり、あんこを丸めたりして、かしわもちを作りました。うまーい。

【高等部】交通安全教室の開催

 4月15日(火)、高等部全体で交通安全教室を行いました。
 今回は前橋駅までの通学路を歩行しました。

 3つの班に分かれ、危険な箇所等を確認しながら歩きました。その後、班ごとに実際に歩行してみて気づいた点を話し合い、全体で発表し、情報共有をしました。

 横断歩道や点字ブロックが劣化していたり、路上にゴミや自転車があったり、風の音や日光のまぶしさによる歩きづらさなど、たくさんの気づきがありました。

 初めて歩いた新入生も、毎日通学している生徒も、改めて安全な歩行について考えることができました。

横断歩道を渡っている様子駅までの道を安全に歩く

歩行の様子見慣れた道にも発見がある

エスコートゾーンの劣化横断歩道のエスコートゾーンの劣化

はがれてしまっている点字ブロック点字ブロックがはがれてしまっている場所もありました

交差点における点字ブロック方向を見失いやすい交差点の点字ブロック

話し合いの様子帰校後、それぞれが気づいたことを共有しました

【小学部・高等部普通科】プログラミング出前講座

 今年度も筑波技術大学情報システム学科の先生をお招きし、小学部4・5年生と普通科2年生を対象に、それぞれ授業を行いました。

  小学部児童を対象とした授業では、バーコードを題材に、チェックデジット(読み誤りや誤入力、偽造などを防止するために付加されている数字のこと)の仕組みを学びました。
 いくつかのお菓子の箱をチェックリーダーで読み取り、バーコードの数字の並びを比較し、バーコードは、国番号(日本なら45または49)+メーカー番号+商品番号+チェックデジットの並びであることを学びました。その後、チェックデジットの計算方法を学び、最後に自分でバーコード作成をしました。

小学部の授業の様子小学部の授業の様子

バーコードリーダーでバーコードを読み取っている様子バーコードリーダでバーコードを読み取っている様子

バーコードを比較している様子バーコードを比較している様子

自分で作成したバーコード自分で作成したバーコード

作成したバーコードをパソコンのカメラで読み取り、チェックしている様子作成したバーコードをパソコンのカメラで読み取り、チェックしている様子

 普通科生徒を対象とした授業では、プログラミング言語Python(パイソン)を行いました。まずは音声読み上げに対応するWindowsパソコンでの環境構築を教えてもらい、設定しました。その後、ハノイの塔を題材に、プログラミングを行いました。3Dプリンタで作成したハノイの塔の模型を基に題材を把握し、数列を理解し、その後プログラミングコードで計算式を求めていきました。
 最後にパソコン内蔵カメラを制御するコードなどを教わり、プログラミングすることでできるいろいろな可能性について学ぶなど、とても興味深い内容を教わることのできた時間となりました。

普通科生徒の授業の様子普通科生徒の授業の様子

ハノイの塔の題材を学習している様子ハノイの塔の題材を学習している様子

【高等部】普通科卒業証書授与式、専攻科修了証書授与式

令和7年3月3日 高等部普通科卒業証書授与式、専攻科修了証書授与式が行われ、普通科生徒2名、専攻科生徒2名が本校を巣立っていきました。

3年間で大きく成長した4名それぞれが、社会で活躍してくれることを願っています。

【修了証書授与の様子】【答辞の様子】【退場の様子】

【高等部普通科】フラワーアレンジメント教室を行いました

2月26日(水)に日本フラワーデザイナー協会から3名の講師に来校していただき、高等部普通科生徒3名がフラワーアレンジメント教室に挑戦しました。

はじめに、日本人が花を飾るようになった歴史やその意味、日常の各行事にふさわしい花の種類や色合いについて講義していただきました。

その後、花の形や色、香りを感じながら一人一人がアレンジメントを行いました。完成したアレンジメントをお互いに鑑賞し、アレンジメントの楽しさや難しさ、それぞれ違った仕上がりになっていること等の感想を伝え合いました。

このフラワーアレンジメントは、3月3日の高等部卒業式でステージを彩る予定です。

【代替テキスト アレンジメントの様子1】【代替テキスト アレンジメントの様子2】【代替テキスト 完成したフラワーアレンジメント】

【全学部】第30回点字練習会を行いました。

 平成27年度から始まった点字練習会も、回を重ね、今年度、第30回を実施することができました。最初は点字使用者の実力アップを目的に実施していましたが、平成28年度からは、点字使用の有無を問わず、児童生徒、教職員、誰もが参加できる、全校をあげて点字に親しむ機会としています。

 年3回、放課後に実施しています。今年度2学期から、勤務の関係で参加しづらかった寄宿舎指導員も別日程で参加できるようになりました。その結果、今年度はのべ112名の申し込み(うち児童生徒はのべ10名)があり、今年度の点字練習会昇級・認定者はのべ50名でした。

 点字使用の児童は、「たくさんの先生たちが、こんなに点字を覚えようとしてくれていることがうれしい」と話していました。

※ 点字練習会は、点字盤でのメ書き2分間・50音書き2分間・転写2分間・聴写2分間の競技を行う会で、初参加の方や、昇級した方には、校内判定基準に基づき認定証を発行しています。

第30回点字練習会の様子

【高等部】送別会

2月4日(火)に高等部の送別会を行いました。卒業・修了する3年生に対し、たくさんの在校生や教員が余興を行いました。

余興では在校生が卒業生へのメッセージ、楽器・バンド演奏やゲームなどを行い、楽しむことができました。3年生からも楽器演奏や在校生へのメッセージ、3年間の思い出などを発表しました。

卒業・修了まであと少しとなりましが、学校生活を楽しんでもらいたいと思います。

在校生よるヴァイオリン演奏軽音楽部によるバンド演奏卒業生による音楽演奏

【寄宿舎】寄宿舎での生活の様子②

 寄宿舎では誕生日会や外食会を定期的に開催しています。

 誕生日会では、寄宿舎生が司会を担当し、プレゼントを渡してもらったり、「おめでとう」をみんなから言ってもらったりと、ほのぼのした雰囲気の中で行っています。

 外食会では駅前という立地を生かして、徒歩でレストランへ出かけています。公共の場所でのマナーやナイフとフォークを使用するテーブルマナーを勉強しています。普段の食事とは違う“特別”な感じを楽しんでいます。

司会をしている様子

プレゼントを開けている様子

ナイフとフォークを使っている様子

レストラン前での様子

デザートを食べている様子

【全校行事】移動博物館

群馬県立自然史博物館との共催で、12月4日(水)、5日(木)の2日間、移動博物館を開催しました。会場の大会議室には、化石や群馬の動物のはく製、様々な動物や人類の頭骨、アサリやウニのからだの構造が学べる模型など、約100点の展示品が並びました。

児童生徒は、様々な動物のはく製を触察・観察し、目のつき方、毛の触り心地、耳や足の形などを比較することができました。また、気になることや疑問に思ったことを話し合ったり、学芸員の方の話を聞いたり、想像を膨らませながら活動する様子が多く見られました。

ワークショップでは、アンモナイト・三葉虫・ビカリアの中から気に入ったものを1つ選び、石こうでレプリカを作りました。完成品は本物の化石とそっくりな形になり、驚いていました。

ライオンの頭の剥製を被る教師と迫力に圧倒される生徒 レプリカ作り(普通科)化石を触る児童ライオンのはく製を触察する生徒レプリカ作り(小学部)ふくろうのくちばしを確認する児童頭骨を触る児童頭骨を触る生徒鳥の飛ぶ様子が分かるはく製群馬の動物のはく製

【中学部】JR高崎駅「声かけ・サポート運動」表彰式

12月9日(月)、JR高崎駅で感謝状をいただきました。

これは、JR東日本が推進する「声かけ・サポート運動」の一環として、高崎駅構内で流れる放送制作に協力したことによるものです。10月上旬に録音が行われ、10月末まで、高崎駅構内で本校中学部生徒の声が放送で流れました。

ポスター制作に協力した高崎市内の中学生とともに、高崎駅長様から感謝状をいただき、とても貴重な経験となりました。

高崎駅長様から、「社員ではなく、中学生の声でお客様同士の積極的な助け合いを呼びかけたのは初めて。誰もが相互に理解し合い、助け合える社会を築くために、これからも協力をお願いします。」と声をかけられ、元気よく返事をしていました。

高崎駅長様と一緒に集合写真

 中島さんが賞状をもらっているところ

橋本さんが賞状をもらっているところ

【高等部軽音楽部】ぐんまインクルーシブフェスタ2024で演奏しました

 12月6日(金)、群馬県庁で開催された「ぐんまインクルーシブフェスタ2024」におけるステージ発表で軽音楽部がバンド演奏をする機会に恵まれました。

 ぐんまインクルーシブフェスタ2024(外部リンク)

 部員3名とも、学校外での演奏は初めてということで、開始前は不安あり、緊張ありのステージでしたが、演奏前に司会のアンカンミンカンさんが軽妙なトークで緊張をほぐしてくれました。

 演奏は教職員もサポートに入りながら4曲披露しました。うち3曲は、体育祭後の校内で演奏したときと同じ曲ですが、残り1曲はギターを弾く生徒が音楽に合わせて、ギターソロを披露しました。

 一般のお客さんの前での演奏披露は、部員たちにとって今後の生活への大きな刺激になったことでしょう。

<セットリスト>
1. 第ゼロ感(10-FEET)
2. 紅蓮華(LiSA)
3. MAD QUALIA(HYDE)エレキギターによるソロ演奏
4. Paradise Has No Border(東京スカパラダイスオーケストラ)

1曲目の「第ゼロ感」の演奏1曲目、「第ゼロ感」

2曲目の「紅蓮華」の演奏2曲目、「紅蓮華」

3曲目の「MAD QUALIA」のエレキギターソロ演奏3曲目、「MAD QUALIA」エレキギターのソロ演奏

4曲目の「Paradise Has No Border」の演奏4曲目、「Paradise Has No Border」

【高等部普通科】お筝教室

 12月3日(火)に、お箏教室が行われました。授業で練習した「さくらさくら」を発表し、講師の冨田先生から一人一人にきめ細かなアドバイスをいただき、技術の向上が見られました。

 また、先生からは季節の曲など3曲を演奏していただき、その美しくダイナミックなお箏の響きに教室全体が包まれ、和楽器の魅力が改めて感じられました。最後に生徒からの質問や、先生の音楽に対する思いをお話いただき、生徒は貴重な学びの時間となりました。

講師の先生の演奏生徒4人が講師の先生の演奏を聴きました。

生徒に手を添えて弾き方を教えている講師の先生が、手を添えて弾き方を教えてくださいました。

生徒の弾いているところを講師の先生が見守っているアドバイスをもらって音が格段によくなりました。

講師へのお礼に点字付き名刺をプレゼント生徒からお礼の品として、自作の点字付き名刺をお渡ししました。

王冠 【全校行事】唐澤剣也さんパリパラリンピック報告会

 12月2日(月)に本校の卒業生である唐澤剣也さんとガイドランナーの小林光二さんが、パリパラリンピック報告会のために来校しました。唐澤さんからは、メダルを獲得するまでの経緯、頑張ったことや大変だったことなど様々な話を聞くことができました。小林さんからは、ガイドランナーという立場からの話を聞くことができ、選手だけではない大変さを知ることができました。

 質疑応答で唐澤さんがおっしゃった「目標をもつことの大切さ」が、幼児児童生徒の心にとても響いている様子でした。

 最後には、実際のメダルを触ることができ、みんなその重さにビックリしていました。次のロサンゼルスに向けて、今後も応援していきます!

 この報告会の様子は、YouTubeの群馬テレビチャンネルからご覧いただけます。

報告会の様子(YouTube)

 

報告会後、幼児児童生徒と一緒に唐澤さん、小林さんが話をしている様子唐澤さん、小林さんに花束を渡しているところ銀メダル表銀メダル裏

【全校行事】第2回ミュージックシェアリング

 11月21日(木)に、第2回NPO法人ミュージックシェアリング訪問プログラムが行われました。6月の弦楽四重奏に引き続き、今回は「笙(しょう)」「篳篥(ひちりき)」「龍笛(りゅうてき)」の3種類の楽器奏者3名による雅楽演奏会が催されました。

3名の雅楽奏者

 鑑賞だけでなく、「越天楽」では、一緒に歌いながら雅楽の響きを味わったり、実際に楽器に触れて、形や材質などを感じたりする体験もできました。力強く美しい音色や、曲の背景などの詳しいお話に、幼児児童生徒は充実した時間を過ごすことができました。

幼稚部幼児、小学部低学年児童が雅楽演奏を鑑賞している様子 雅楽奏者3名が演奏をしている様子

笙の奏者が児童生徒の間を歩きながら演奏している様子 篳篥の奏者が児童の前でしゃがみながら演奏している様子 篳篥の奏者が生徒の顔の近くで演奏している様子