幼児児童生徒の活動

幼児児童生徒の活動

【小学部】交通安全教室

5月9日(月)に交通安全教室を行いました。

前橋警察署と前橋市役所から3名の方が来校し、

・シートベルトの重要性 ・車の乗降の際の注意 ・道路を渡るときの大切なこと

を教えていただきました。

終了後には、いつも以上に「止まる」ことを意識し、安全に気をつけて学校内を移動している児童の様子が見られました。

講師の話を聞いている児童安全さんとけんちゃん(腹話術の人形)が話をしている様子

第1回校内点字競技会を行いました。

 4月13日(水)5校時に、今年度第1回校内点字競技会を行いました。学期始めに行うこの点字競技会は、現時点での点字学習の状況をつかみ、これからの目標を立てるために行っています。今年度は、小学部1名、中学部2名、高等部3名が参加しました。種目は、タイプライターによる点字の50音書き・転写・聴写、点字盤によるメ書き・50音書き・転写・聴写、そして触読があります。種目ごとに校内等級基準があり、進級すると認定証が出ます。全学部一緒に取り組むことで、お互いに刺激され切磋琢磨しています。参加する児童生徒の皆さんは、さらに学習を積んで、新たな種目に挑戦したり、上を目指したりして頑張っています。

 今年は、2年に一度の全国盲学生点字競技会が11月にあります。参加すると全国レベルでの自分の位置を知ることができます。

事前の注意を聞いている参加者の後ろ姿
<事前の注意を聞いている参加者の後ろ姿の写真>

 

パーキンスで50音書きに取り組んでいる生徒
<パーキンスで50音書きに取り組んでいる生徒の写真>

【高等部】定例生徒総会が行われました。

 4月22日(金)6校時に体育館にて高等部定例生徒総会が行われました。昨年度の事業報告、決算報告や、今年度の事業案、予算案、高等部部活についての提案がありました。生徒会執行部員や、議長(副議長)のスムーズな進行により、無事、すべて承認されました。未だコロナの流行が収まらず、県外の行事はオンラインなどへの行事の変更や中止を強いられていますが、生徒の皆さんで知恵を出し合い、力を合わせて、よりよい高校生活、よりよい群盲にしていってくれると信じています。

高等部定例生徒総会全体の様子
<高等部定例生徒総会全体の様子の写真>

 生徒会執行部員が報告している様子
<生徒会執行部員が報告している様子の写真>

議長副議長が司会進行している様子
<議長副議長が司会進行している様子の写真>

【寄宿舎】新入舎生歓迎会を実施しました

 4月18日(月)に盲学校寄宿舎の新入舎生歓迎会を実施しました。感染対策のため短時間での開催となりました。今年度は、小学部1名、高等部普通科1名、専攻科1名の合計3名の新入舎生を迎えました。新入舎生からの挨拶では、今後の意気込みを熱く語りました。

写真1 会場の様子

写真2 会場の様子

【小・中学部】卒業式が行われました

会場の様子 証書を受け取る児童

    会場の様子         証書を受け取る児童

 証書を受け取る生徒1 証書を受け取る生徒2

   証書を受け取る生徒1     証書を受け取る生徒2

 3月14日(月)令和3年度小中学部卒業証書授与式が行われ、小学部1名、中学部2名の児童生徒がそれぞれの学部を卒業しました。

感染対策をとりながらの式となりましたが、3名の立派な姿を見ることができました。

【高等部】卒業式が行われました

 3月1日 令和3年度高等部普通科卒業証書授与式、専攻科修了証書授与式が行われ、普通科1名、専攻科1名が本校を巣立っていきました。

 今年度も新型コロナウイルス感染症対策をとりながらの式となりましたが、一人ひとりが成長した立派な姿を見せてくれました。

 卒業生代表による答辞では、「これから先、私たちはそれぞれの道を歩んでいきます。途中で悩みや困難にぶつかることもあるかもしれませんが、そんな時はこの盲学校での思い出や先生、仲間と過ごした日々を思い出し、どんな時もくじけず、あきらめずに前に進んで行きたいと思います。」との思いを伝えてくれました。

 今後も、卒業生・修了生が社会で活躍してくれることを願っています。

証書授与のシーン証書授与のシーン

 

 

 

卒業生退場のシーン

「声の力プロジェクト特別授業」の記事が朝日新聞DIALOGのページに掲載されています

12月3日(金)に行われた朝日新聞社企画の「声の力プロジェクト特別授業」が朝日新聞DIALOGのページに掲載されています。下記リンクよりご覧ください。

https://www.asahi.com/dialog/voice-power/14508504

なお同授業による本校ホームページ掲載記事はこちらです。

https://mogakko-ses.gsn.ed.jp/blogs/blog_entries/view/166/011b688297900338591947b7fcb16171?frame_id=209

【高等部普通科】総合的な探究の時間「学習発表会」を開催しました

 1月25日、高等部普通科では、総合的な探究の時間の、「学習発表会」を開催しました。今年度は、密にならないようオンラインでの開催とし、視聴者は離れた場所で発表を聞きました。生徒は、年度初めに自分が興味関心をもったことをテーマ(課題)として設定し、それを約1年かけて調べ、皆の前で発表しました。なぜそのテーマにしたのか、どのように調べたのか、調べてみて気がついたことや分かったこと、感じたことなどを、自分なりに工夫しながら発表することができました。疑問に思ったことや気になったことを、限られた時間の中で、しっかりとまとめることができていました。生徒たちにとって、お互いの発表を聞き、自分の考えや意見を伝え合う、よい機会となりました。生徒の発表の様子発表を聞く生徒

 

【高等部】校内成人式を行いました

 令和4年1月13日(木)に校内成人式を行いました。

 今年度成人を迎える生徒を皆で祝い、成人を迎える生徒は、これまでにお世話になった周囲の方々への感謝の気持ちと今後の抱負を伝える機会として行っています。

 今年は1名の生徒が成人を迎えました。校長先生からは記念品の贈呈とあたたかな祝辞をいただきました。新成人者は、お世話になった方々への感謝の気持ちや現在挑戦していること、今後の抱負などを、皆に堂々と伝えることができました。最後に、生徒会長からのお祝いの言葉と、皆からの歌のプレゼントがありました。(今年はコロナ禍のため曲の鑑賞でした。)厳粛な中にもお祝いの気持ちのこもったあたたかな式となりました。

スーツに着替え凜々しい姿の新成人

校長先生より記念品を受け取る新成人

参加生徒全員で記念撮影

【全校】第3回校内点字競技会を実施しました。

 令和4年1月12日(水)5校時に第3回校内点字競技会を行いました。

 現在の点字タイプライターや点字盤による点字の読み書きの実態を把握し、今後の目標を立てることを目的に実施しており、小学部から高等部普通科の点字使用の児童生徒が参加しています。今回は、初めて点字競技会に参加し、挑戦する児童生徒も2名おり、やや緊張しつつも真剣に取り組む姿が印象的でした。これからも練習に励み、点字の読み書きの力を高めていってほしいです。

点字競技会の様子

【高等部普通科】作業学習製品販売会を開催しました

 12月20日(月)、本校作業室にて、高等部普通科生徒による作業製品販売会を開催しました。今年度、生徒が作業学習でつくった製品の数々を、販売しました。

 当日は、多くの方が製品を買い求め、盛況でした。

 特に、本校の特徴を表した「群盲あるあるカレンダー」は人気で、用意した30冊は売り切れとなりました。販売は生徒が行い、自分たちがつくった製品がどんどん売れていくことが、とてもうれしそうでした。

賑わいを見せる販売会場

【中学部・高等部】薬物乱用防止教室

 12月15日水曜日の第6校時に中学部・高等部合同の薬物乱用防止教室を行いました。
 本年度は「たばこの健康被害について」群馬県健康福祉部より講師をお招きして講演をしていただきました。
 生徒は真剣に話を聞いており、たばこの自分や周囲の人への悪影響について学習することができました。

 

講演の様子

【中学部】球技大会

 12月17日(金)の5時間目に中学部で球技大会を行いました。11月の生徒会選挙で新しい生徒会が発足して計画進行する初めての大きな行事でした。

 事前に、どんな種目で、どんなルールにすればよいかを生徒会で一生懸命考えました。今年は、サウンドテーブルテニス(STT)で、3チームに分かれて競いました。

 サウンドテーブルテニスとは、鈴が入った卓球の球をラケットで打つ競技です。卓球台を使い、ラケットに当てて打ち返します。玉を転がして勝負します。アイシェードをするので、鈴の音をよく聞くことが大切です。強く打ちすぎても球がアウトになって相手の得点になってしまいます。とても楽しい競技です。

 結果は、ものすごい接戦で、楽しむことができました。みんな良い思い出を作ることができました。

サウンドテーブルテニスをしているところ 

 

 

 

 

サウンドテーブルテニス(STT)

【中学部・高等部普通科】声の力プロジェクト特別授業が行われました。

 12月3日(金)に朝日新聞社企画の「声の力プロジェクト特別授業」が中学部と普通科合同で行われました。この企画は、視覚障害のある中学生や高校生たちがプロの声優さんから声による表現方法を学ぶことで、自身の可能性を広げることを目指すプロジェクトです。本校は昨年度から参加し、今年はあの国民的アニメ声優の水田わさびさんが授業をしてくださいました。

 人に伝えるのが「声の力」とおっしゃる水田先生の授業は、とても明るくフレンドリーで、温かい人柄に多くの生徒たちの心がほぐれていきました。

 「あたたかいもの」、「あっついもの」を伝える自己紹介や、水田さんが作られた発声練習用の教材を使って授業が行われました。水田さんとのコミュニケーションをとおして、1回目と2回目では生徒の表現が全く違うものに変わっていくのを目の当たりにし、生徒それぞれが持つ素晴らしい「声の力」を発見することができました。

水田さんに向けて生徒の自己紹介

 

「あたたかいもの」、「あっついもの」を伝えている場面

 

生徒の表現の素晴らしさに拍手をする水田さん

 

水田さんと参加生徒との集合写真

【中学・高等部】生活安全教室を開催しました

11月15日(月)、中学・高等部生対象に生活安全教室を開催しました。
本年度はdocomo様の「ケータイ・スマホ安全教室」をリモート形式で実施しました。内容としては、SNSで友人を傷つけるような書き込みについてやスマホの使い過ぎによる日常生活への悪影響について取り上げました。
中学部・高等部の生徒が参加し、真剣に話を聞いていました。内容をわかりやすく説明していただき、生徒は日頃のスマートフォン使用時の注意に役に立ったと思います。

リモート開催の様子

【小学部】生活安全教室

11月16日(火)、群馬県消費生活課と群馬県警察署の方、2名が来校され、小学部の児童を対象に生活安全教室を実施しました。防犯標語「いかのおすし」や一人での留守番で注意することについてお話を聞きました。パトカーの模型や各種防犯ブザーの音も紹介していただきました。そして、不審者にあった時の状況を想定したロールプレイも、実際に2名の児童がおこないました。身近にある危険やその対処法を知るとても良い機会になりました。

生活安全教室の様子 紙芝居 手元でも紙芝居を見ることができました。

 ロールプレイの様子 危険を想定したロールプレイをおこないました。

 

【小学部】修学旅行

11月19日(金)に日帰りで、水上方面に修学旅行に出かけてきました。上毛高原まで新幹線で行き、木登り体験やオルゴール作りをおこなってきました。木登り体験では、7mほどの高さまでロープを使って登ることができました。湯檜曽川の流れを近くで聞くことや、ケヤキの枝の上に立つことなど、初めての経験を楽しみました。月夜野びーどろパークでは、天丼を食べてから、オルゴール作りをしました。好きな曲や飾りを選んで作りました。林道を慎重に歩くことができたり、お世話になった人たちにお礼が言えたりすることができました。

新幹線の写真 木登りの写真    バスの中の写真

新幹線と一緒にポーズ。      けやきの太い枝につかまっています。  バスの中で、エンジンの音が響きます。     

 

オルゴール作り ハーネスをつける         工場見学

オルゴールを作っています。   ハーネスもしっかりつけました。   びーどろパークでは工場見学もしました。

 

 

木登りブランコ

ダイナミックブランコ!

【中学部】交流活動

中学部では、前橋市立第一中学校と交流を行いました。今年度もコロナ禍ということもあり、対面で行うことはできませんでした。このような状況の中でも交流をすることはできないかと考え、ビデオレターを作成しました。生徒たちが、ナレーターとなり、学校の紹介をしました。ビデオレターの内容は、学校の歴史、授業の様子、点字ブロック、部活動、寄宿舎等について紹介しました。この交流を通して、お互いのことについて理解を深めていけたら良いと思います。

貴重な資料や昔の点字機器の写真

校舎内にある点字ブロックの写真授業風景「感光器を使っているところ」

 

 

 

 

 

 

    資料室の写真          校舎内にある点字ブロック    授業風景「感光器で光を感知」

唐澤剣也さん「東京2020パラリンピック報告会」が開催されました。

 11月24日(水)5、6校時に本校卒業生で銀メダリスト唐澤剣也さんのパラリンピック報告会を行いました。密を避けるため、5校時に小学部の児童を対象に、6校時に中学・高等部の生徒を対象に2部制で実施しました。

 小学生向けの話の中では、4年生から盲学校に転校したこと、小学生時代にどんなスポーツをがんばっていたか等を話してくれました。小学部の児童からは、たくさんの質問も出ました。それに対し、丁寧に応えてくれる優しい人柄も見られました。

 中高生向けには、パラリンピックを目指そうとしたきっかけやメダルを取るプレッシャーにどんな姿勢で臨んだか等を話してくれました。そして、自分に関わってくれた人への感謝の気持ちを忘れずにいるとのことでした。

 それぞれ、報告会の最後、ひとり一人に銀メダルを披露してくれました。児童生徒は初めて触るメダルに感動している様子でした。「ワー!重い!」と想像以上に重みがあることに驚いていました。点字が刻まれていることを確認した児童生徒もいました。

 本校卒業生で、とても身近に感じると同時に、世界で2位ということに偉大さを感じることができたと思います。3年後のパリのパラリンピックを目指しているという意気込みも語ってくれました。今後の活躍に期待したいと思いました。

唐澤さんが講演している様子 講演「メダルまでの道のり」

唐澤さんへ生徒が質問している様子 生徒による質問コーナー

児童が銀メダルを触らせてもらっている様子 銀メダルを触らせてもらいました。

校外へ掲げられているパラリンピックへ出場した本校卒業生へ向けたメッセージ幕 パラ出場の本校卒業生へ向けたメッセージ幕